千里山ブラウズ

SENRIYAMA BROWSE 千里山の商店街や街並みを散策しながら、素敵な人やお店そして風景と出会えれば‥‥

スマートホンにもウィルス対策を

2011-10-21 00:01:49 | Weblog

 先日のアップルiPhone 4Sの2つのキャリア(ソフトバンクとau)からの発売や、ドコモの新14機種の一斉発売、またサムソンとグーグルの提携による最新のAndloid OS搭載機ギャラクシー・ネクサスの発表など、スマートホンの話題を聞かない日は無いという昨今です。
 しかしそれに冷や水をかけるようなニュースが流れました。いわゆるスマートホン・ウィルス被害について警鐘を鳴らすものですが、既に多くのスマートホンがアプリのインストールによりウィルス感染している実態が明らかにされました。特に従来の携帯電話からスマートホンに乗り換えるようなユーザーにとっては、パソコンと同様なものという認識が低いために簡単にウィルス被害に遭うようです。社会への警鐘や対策が随分遅すぎるように感じますが、スマートホンやタブレット型端末の普及が一気に拡大するスピードに付いていけなかったということでしょうか。
 従来の携帯電話ではそのOSに各社独自のものが使われていることが多く、ウィルスを開発するスケール・メリットが小さいことが幸いして被害が少なかったのに対して、スマートホンはiPhone以外ではAndloid OSがほとんど全ての機種で使用されていますのでターゲットになりやすいのです。これはパソコンでWindows OS搭載機がコンピューター・ウィルスに狙われるのと同じ構図です。
 一方アップルではパソコンのウィルス対策を自社で管理し続けることで安全な環境を提供してきたのと同じように、iPhone用のアプリも自社サービス限定の登録販売システムを採用していることで、徹底したウィルス・チェック体制を構じやすく比較的安全と考えられています。そしてAndloid陣営のスマートホン各社も自社管理サービスからのお薦めアプリ配布の方向に向かうようです。ただメールやホームページなどを通じてウィルスが侵入するというのはどうなのか‥‥、とりあえずはAndloid機種を使っている方は“安全な”ウィルス対策アプリを早く導入する必要がありそうです。