千里山ブラウズ

SENRIYAMA BROWSE 千里山の商店街や街並みを散策しながら、素敵な人やお店そして風景と出会えれば‥‥

上方落語寄席「ちさと亭」告知放送

2008-09-15 10:58:50 | 千里山INFO

 先日吹田ケーブルテレビに撮影して頂きました、上方落語寄席「ちさと亭」の告知放送が、今日より一週間「ウィークリー吹田」で流されています。Take3くらいかかった撮影でしたが、プロジェクト・リーダー安藤さんの用意されたシナリオと、中野さんの小道具が効を奏したようで、筒井会長とカフェ・ド・ゴーシュのママの名脇役ぶりも素晴らしい出来でした!
 でも、帰られてから撮影・編集と工夫して下さったディレクターさんのお陰だと思います。今後ともいろいろとお世話になりますので、よろしくお願い致します。

放送:10:00~、12:30~、16:00~、19:00~(土日は22:30~も放送)30分番組
更新:毎週月曜日更新
【追記】当日、落語会だけでなく、みやげ物として高砂の和菓子とメランジェのクッキーを限定販売。地元のお菓子の紹介をし、千里山だよりを添付します。

デザイン学校同窓会

2008-09-14 19:44:42 | Weblog

 昨夜はデザイン専門学校のプロダクト・インテリア学科合同の同窓会が、学校近くの梅田「堂島ホテル」のイベントフロアで開催され、20年振りくらいで会う級友と旧交を温めました。恩師のC先生がプロダクト・インテリア両学科にまたがるスペースデザイン系のBOSSであり、ちょうど還暦をお迎えになったというお祝いも兼ねて、その薫陶を受けた内総勢250名が参加する賑やかな集いとなりました。
 堂島ホテルの横のエレベーターホールに入っていくと、もう既に懐かしい同級生の顔が何人か集まっていました。そこで暫し名刺交換をしながら近況報告をしたり、皆が人となりや雰囲気が変わらないのを確認したりしていると、人がたくさん詰まってきたので会場の4Fまで上がりました。
 実行委員会のY先生の挨拶や乾杯のあと、立食スタイルのイタリアンを摘みながら飲み物グラスを持ち、全体を見回すとちらほらと見覚えのある顔に気付きます。合図をすると向こうも憶えてくれているようです。同級生のテーブルでの話が落ち着いたのを見計らってぐるりと一周し、学生当時に助手としてお世話になったT先輩などに挨拶に行きました。やはり頑張った学生の頃を想い出せるのは楽しいものです。
 僕はフリーとして独立後の1年間、C先生に推されてプロダクト学科の学生にCG表現を非常勤講師で教えていたことがあり、その時の学生の内の3人が挨拶に来てくれました。貰った名刺を見るとそれぞれの分野で頑張っている様子が窺え、少しでもお役に立てたのであれば嬉しい経験だったと思いました。
 あちらこちらで楽しい会話が弾む中で、ステージの方では実行委員会の皆さんの工夫による、プレゼントクイズなどアトラクションも進み、いよいよC先生へのお祝いの花束贈呈と還暦の赤いプレゼントBOXのクライマックスがあり、続いて先生の感謝と決意表明の言葉がありました。学生達が先生自身を成長させてくれることへの感謝、そして校友会のネットワーク(URLに同窓会の写真を掲載予定)をもっと活用できるシステムづくりなどへの抱負が述べられました。相変わらず熱いトークに僕も思わず近づき握手し励まして頂きました。
 級友達とはその後二次会・三次会まで一緒に梅田を彷徨きましたが、そこで僕はまたの機会を約し名残を惜しみつつ失礼をさせて頂きました。深夜タクシーを覚悟していましたがラッキーなことに、梅田発そして淡路経由のそれぞれの最終電車を乗り継ぎ千里山に帰り着きました。

※ 記念品のC先生を象ったキーホルダー・フィギュアです。

お月見プラン

2008-09-13 23:53:55 | 満天の星

 そろそろ僕の所属している星見のサークル「満天の星」でも、秋の飲み会のスケジュールが流されてくる季節となりました。最近は昔のようにスター・ウォッチングに出かけることはめっきり減りましたが、新年会や七夕・お月見などの定例飲み会などには殆ど皆勤の僕です。
 さて、阪急電鉄の沿線情報誌『TOOK』はブログでも時々紹介させて頂いていますが、前回の9月1日号ではは「お月見プラン」と題してプラネタリウムで眺める星空や、オープンエアーで夜空を見上げながらゆったりとした時間が過ごせるカフェ・レストランなど、施設やお店の情報と合わせてこの季節の楽しみ方が紹介されていました。

以前にもご紹介させて頂いた望遠鏡メーカーのビクセンが発行している、フリーペーパー『So-Ten-Ken』の秋号が梅田のヨドバシカメラ2Fなどに出ています。やはりこれからのシーズンの夜空の楽しみ方が、分かりやすくいろいろと解説されています。こちらの方は望遠鏡メーカーの情報誌らしく、星食という少しマニアックなスペース・イベントのことなどが掲載されています。これからの秋の夜空をゆっくりと眺めてみる時にはそれなども参考にして頂ければと思います。

せれなあで

2008-09-12 23:47:23 | 作詞・作曲


せれなあで

仄暮れて街明かり
窓を濡らす夕べは
足音に憧れて
あなた待つけれど
肌誘う淋しさに
悩みすぎた昨夜の
触れあいの隙間から
傷みが覗いてる

幸せに臆病だと
笑いながら聞いてくれる
その胸も眼差しも
逸らすあなたでした
遠いところを
見ている顔でした

灰色の月影は
石の森を浸して
理由もなく苦しげな
吐息を凝視めてる


振り向けば肩先に
あなたの手が優しく
後れ毛に触れそうで
いつも焦らされた
木陰立つ後ろから
声も掛けず突然
目隠しをされたまま
掌濡らしてた

幸せに臆病だと
叱りつける愛が欲しい
残された躊躇いに
揺れる私でした
秋の愁いに
彷徨い出ただけの‥‥

灰色の月影は
夜の海にうつろい
朧げに浮かんでは
波間に埋もれそう
声限り叫んでは
言葉を忘れそう


作詞 : HIRO 作曲 : コバタイサオ
(c) 2008, Skyfull Stars

※ イメージ写真はこちらの化粧ビンなどの製造会社「高安硝子」のサイトから拝借しています。

アロエを囓る

2008-09-11 17:03:15 | 千里山花物語り

 幼い頃には切り傷・擦り傷に当てて包帯で巻い手貰った想い出があるアロエですが、大人になった僕にとっては時折にある飲み会に出かける少し前に、このアロエを半分くらい(小さいものであれば一本そのまま)を囓っておくと、元もとそんなにお酒に強い方ではないのですが、すこぶる調子よく楽しく飲んでいける自然薬になっています。もちろん緑の皮ごとなので大変苦いのですが、その苦さがまたいかにも胃腸や肝臓にも効く感じがするのです(余り根拠はありませんし、詳しく調べた分けでもないですが)。
 昔はおそらく各家庭に自然療法的な意味で栽培されていたと想われますが、最近は例えばハーブのように洋風の庭などには似合わないということなのか、見かけることがとても少なくなったようです。僕も以前はジャスコで500円くらいで買ってきた鉢植えを、自前でベランダに確保していたのですが、ある冬の厳しい朝の冷え込みに霜焼けでやられてからは、申し訳ないのですが時折に千里山団地の通り道にあるアロエの葉を拝借しております。千里山団地のもう住民がいない部屋の庭などにも、雑草の中にもアロエが変わらず元気に育っていたりするのです。
 ドラッグストアに行くと粉末青汁製品の中にゴーヤなどに混じって、同じく苦みのあるアロエの葉が原材料となったものがあります。また苦い緑の皮の部分を剥き、透明の葉肉を刺身のようにして食べるのもテレビで紹介されていました。“自然薬としてまた食材として”宜しければ一度その癖になる苦みをお試し下さい。
ウィキペディアの解説

猫じゃらし

2008-09-10 13:59:25 | 千里山花物語り

 この間メヒシバの群生している千里山を紹介したところだと思いますが、もう一面に猫じゃらしの季節に変わっています。千里山団地の周りの草地はいつも手入れがされていて、その都度に雑草が刈り取られてしまうのですが、その時にこぼれた種子がまた次の年に芽を出し繁茂を繰り返します。雑草の逞しさのDNAというものもあるのでしょうか。
 この草が目につき始めると秋の訪れを感じます。大きな毛穂が重みで頭を垂れていく様は、やはりイネ科の雑草で実りの秋ということになります。名前のように飼い猫の鼻先にツンツンして、猫が飽きてしまうまで遊んでやったものでした。別名のエノコログサの方も同じように良く知られていますが、狗尾草(えのころぐさ)と書き、毛穂が子犬(狗児・えのころ・いぬっころ)の尾に似ていることからということです。
 ウィキペディアには「利用」の項目に、次のような記載があります。初めて知りましたが食べられるようです。
「現在は一般的に食用としては認識されていないが、粟の原種であるので食用に使える。若い葉と花穂は軽く火であぶり醤油などで味付けしたり(風味はポップコーンに酷似)天ぷらにしたりして食べられる。ただし終戦直後大量に食べて中毒を起こした学者がいる。近代以前の農村では酷い飢饉の際にカラスムギなどと共にこれを食用としたこともあった。オオエノコロは粟の遺伝子が流入しているので食用に供しやすい。」

ピンポイント天気予報

2008-09-09 14:56:04 | Weblog

 昨夜のテレビの天気予報では日本全国に晴れマークが点いていました。予報士も太鼓判を押すような爽やかな秋日和になるということでしたので、今朝は起きるのも少し楽しみにしていました。ついこの間までゲリラ豪雨の話題や被害のニュースが続き、千里山でも午前中に晴れていてもお昼に突然の積乱雲が現れ、慌てさせられたりということが度々ありましたので、一日中安心していられるというのは久しぶりで有り難いと思われたりします。
 というのも僕は毎日布団を太陽に干したいと思っているからです。雨の日などの夜はやはり少し気持ちが良くないのです。それで朝から布団や枕をベランダに干すのですが、昼食を取るために駅前まで出掛けるのが最近は不安で、わざわざ安全のために取り込んでおいて出掛け、また帰ってから干し直すという日々が続いていました。
 ところでWEBサービスの天気予報はいろいろありますが、僕はだいぶ前から「weathernews」のピンポイント情報画面を利用しています。自分が住む街や出張先のお天気情報を詳しく知ることができるからです。またゲリラ豪雨を知らせて貰える携帯メールのサービスも受けられます。
 今日の千里山の天気予報は予想通りの晴れマークばかりでした!

ストリートビュー

2008-09-08 14:14:13 | 千里山ウォーカー

 最近のWEBサービスでやっぱり驚くのはグーグルマップのストリートビューです。
 カーナビの表示がいつかはどこでも3D立体になり、見知らぬ街でも自由に走り回れるようになればと思っていましたし、3Dバーチャル・コミュニティーのセカンドライフに対抗して、東京の街並みを3D化しようとするプロジェクトが始まるという情報を以前に聞きました。しかしこのグーグル・マップのストリートビューは、3Dと違い実写による制限はあるかも知れませんが、先ずデータ化するコストの面では相当な開きがあるのではないでしょうか。
 全方位カメラを搭載した撮影専用車が我が千里山の細い道も走っていてくれたようで、隅々の路地までシステムアップされるのも時間の問題ではないかと楽しみになってきます。ただ、千里山の写真では季節は冬のようで少し寂しい風景に見えるのが残念です。現在は主要道路のデータ化が進められているところですが、そのうちに頭の上にカメラを載せた撮影マンが、ショッピング・センターやターミナル駅などを歩き回る姿も見られるのではないでしょうか。初期には自分のビル内なども早く撮影して貰うために依頼料が要るかも知れません。個人情報的な問題もあるようですが、圧倒的な利便性との調整が進められればと思います。
 ストリートビューはメール添付やブログ埋め込みができますので(残念ながらgooブログでは反映されないようです)、例えば『北摂グルメブログ』などでは地図と一緒にお店の写真が見られて、これでは初めての場所でも迷いようがありません。
 地域情報サイト「千里山.NET」でも早速いろいろなところでリンク活用させて貰おうと思っています。

大きな地図で見る

中国本

2008-09-07 14:54:34 | Weblog

 この夏は北京オリンピックが開催され、今はパラリンピックの開幕と、時差も少ないので割合に夜中の試合も見ることが多いのですが、一方では中国の抱えている様々な問題への注目も集まってきたことも事実です。
 一党独裁政治による人権や情報の制限や統制、チベット・新疆ウイグル・内モンゴル自治区などへの侵略や抑圧、そして毒入り餃子や偽ブランドなどの産業信頼性の欠如、人民の健康や国土を蝕む過酷な環境悪化、SARSや鳥インフルエンザなど不衛生な生活環境から生み出される新型疾病への恐怖、周辺国やグローバルな地域との資源摩擦など、数え切れない重大な問題を抱え今後どうなっていくのかと、世界中が固唾を飲んで見守っているといった感があります。
 市場経済の社会主義体制への移植以降続いている高度経済成長と、世界の中で占め始めている大きな影響力などから、「21世紀は中国の時代」などと言われ今後もその勢力の伸張を説く人々も多いのですが、以前から歴史や文化など多様な要因から中国の崩壊を既定事実のように考えている有識者もいて、僕など一般の生活者は非常に判断に迷うところです。
 ただ現在は少し中国にとって悲観的な方向に向かっているのではないかと感じるようになっています。状況というものは刻一刻と変わっていくものです。「Japan as No.1」などと持て囃された日本と、その直後に待っていたバブル「崩壊」への変化の目まぐるしさは僕らが経験したところです。時期や直接の引き金は分かりませんが、大動乱や大乱が近い将来に起こっても不思議ではないと思われます。もちろん日本にも大きな影響があると予想されています。
 この夏休みにそのような「崩壊」的な視点で書かれた本を2冊読みました。長谷川慶太郎さんはソ連の崩壊を正確にいち早く予言した熟練の経済アナリストで、黄文雄さんは台湾出身で日本在住の博識な著述家です。
 もう一冊は関西テレビのニュースなどで熱い解説に触れることが多い青山繁晴さんが、中国と周辺アジアの関係を独自の情報ネットワークに基づき論じているものです。

中国大乱を乗り切る日本の針路
長谷川 慶太郎
ベストセラーズ
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※ 上の本の内容は次の本に含まれています。
日本は「環境力」で勝つ!
長谷川 慶太郎
東洋経済新報社
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中国の大動乱が日本に押し寄せる―繰り返す中華の歴史法則
黄 文雄
徳間書店
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日中の興亡
青山 繁晴
PHP研究所
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テレホンカード

2008-09-06 15:50:24 | 千里山人(ちさとのやまひと)

 最近は携帯電話が普及してテレホンカードを見ることは余り無くなりました。薄くて嵩張らないので僕の財布には昔から一枚入っていますが、それを使うことは今後あるのでしょうか?
 先日、千里山のレッチワース・ロードの真ん中にある、仕出し屋食堂の「魚伊」で日替わり定食を食べていると、板前の「しんちゃん」がカウンター越しにこのテレホンカードを見せてくれました。旧い千里山駅の写真のテレカです。
 何か魅力的な写真なので良く聞いてみると、先年に惜しまれつつ閉めてしまわれた写真店「千里山スタジオ」のおじさんが撮影し、大きく引き延ばした写真も見せて貰ったと言います。当時お店が記念に作成したテレカを、「しんちゃん」が何枚か頒けて貰ったものの一枚だそうです。
 以前、千里山を撮影された写真を「千里山.NET」のギャラリーに掲載・紹介させて頂きたくて、路上でたまたまお会いした「千里山スタジオ」のおじさんの奥様にお願いしてみたことがありました。その時はもう閉店に際して多くの写真を整理してしまったというお返事で、とても残念な思いをしたものですが、このテレカの写真を拝見するにつけても、その思いが改めて蘇ってきました。

千里山駅の写真(拡大)

ゆるスペース「ひとつぶ」オープン

2008-09-05 14:23:45 | 千里山INFO

 千里山在住で「絵ことば」を通じての心の癒しと快復を提唱され、関西一円で広く活動されている「たかいたかこ」さんの個人事務所&作品ショールームであるゆるスペース「ひとつぶ」が、9月1日に正式にオープンされたということで、お煎餅の箱(しばらく来客も多いでしょうから)を抱えて行ってきました。
 千里山駅から第一噴水へと上るメインストリート「レッチワース・ロード」の裏通りの一郭、静かな路地に添って以前アジアン雑貨のお店が有った場所に、木調ナチュラル志向の優しい空間に改装され入られています。大きなガラス扉を開いて中に入ると、先ずその木の香りが辺りに立ちこめて心地よく感じます。いつもの笑顔で迎えて下さった「たかいたかこ」さんと、たくさんの女性のお仲間の皆さんで部屋がいっぱいになっていました。
 パンフレットに書かれた選び抜かれた言葉に、このスペースに寄せる彼女の思いが綴られています。
「‥‥ひとつぶにいるときは、いろいろな思い、いろいろなご自分を許して、ゆるゆるしてほしいなぁ、そんなココロほぐれる、居場所のひとつに、なれればなぁ‥‥」
 これまでは千里山のカフェなどを借りて行われていた個展などはもちろん、他の方達にも開放して使って貰えるような交流&発信空間にしたいと言われていますので、千里山にとってもまた有意義なアート・スポットともなって貰えそうで楽しみです。

・「たかいたかこ」さんを紹介した過去のブログ記事

告知ビデオの撮影

2008-09-04 19:21:57 | 千里山INFO

 今日お昼過ぎから約1時間、千里寺の講堂内で吹田ケーブルテレビの告知番組用の撮影をして頂きました。今月28日に開催予定の上方落語寄席「ちさと亭」のことを、コミュニティー番組「ウィークリー吹田」のイベント・アラカルトという1分間の告知コーナーで流して頂くためのものです。
 シナリオは主催となる千里山まちづくり協議会の、プロジェクト・リーダーである安藤さんが前もって考えて来られて、落語にちなんで謎掛け風のものになりました。小道具の方では広報の中野さんが提灯を付けた大きな扇を掲げ、両脇で筒井会長とカフェ・ド・ゴーシュのママさんが紙看板を持って支えます。
 それらを基にして担当で来られたSディレクターが即席に的確な演出指示を出し、心配していた撮影の方も割合にスムーズに進みました。それぞれの出演メンバーの方達もこの頃ではテレビカメラに少し慣れてきているようにも見えました。僕は恥ずかしいので画面に入るのを免れ、ブログなどでの広報のためと称して後ろからの応援に回りました。
 放送予定は開催の前週の一週間(9月15日~21日)になっていますので、またその頃にお知らせしたいと思います。

撮影風景(動画)

まくわうり

2008-09-03 14:12:52 | 千里山花物語り

 梶井基次郎の小説『檸檬』を気取ったわけではないのですが、この本の上に乗せた黄色い果実は昔懐かしい「まくわうり」です。阪急千里山マーケット内の「とらや」さんに夕飯の買い物に行くと、見覚えのあるこの果実(或いは野菜というのか)が一個100円でたくさん売られていました。子供の頃にまだ自分の家の畑でメロン(しかもブリンスメロン)が栽培されていなかった頃に、この「まくわうり」は「まっかうり」と言われて僕らの大好物だったのです。少し瓜の青臭さが残る独特の芳香のなかに仄かな甘味が感じられ、特に果肉の中央にある種をくるむ柔らかい芯の部分が甘味が強かったのを憶えています。いつの間にかおそらく西洋種の豊熟なメロンに押されて、その姿は田舎に帰った時でもめったに見られなくなっていました。
 レジのご主人が近くの初老の男性を指さし、「この人が持って来てくれるんよ。」と言われた方を見ると、前歯が無くなった日焼けした顔で満面で微笑まれています。
「お父さんが作られているのですか?」
「そうよ、亀岡から持ってきてるんよ。」横には茄子やオクラの袋も一緒に盛られているのに気が付きました。
「子供の頃に良く親父が取ってきて食べさせてくれました。もっとはっきりした縞模様があったように思います。でも本当に懐かしいです! 」
「ほうで。」とおじさんは飄々と笑っています。
 帰って夕飯の後で2つに割り半分食べてみると、想像していたよりも甘味が少なく物足りなく感じました。でも昔はそんなものだったのかも知れません。今は果物も糖度を競う傾向がありますので、それに現代人の舌が慣らされていつの間にか仄かな味わいを忘れ去ってしまっているのかも。明日もう半分をお腹の空いた食前に食べてみる積もりです。

画廊喫茶「ル・パルク」再開

2008-09-02 17:27:43 | 千里山INFO

 奈良の方で行われていた子供達の国際交流のための合宿研修に、夏休みの間中賄い料理人として協力してきたことから、千里山のお店を長期にお休みしていた画廊喫茶「ル・パルク」さんが月が改まった昨日から営業再開しており、今昼は久しぶりにプチ贅沢ランチを味わいに出掛けました。
 秋からの再開に合わせて少し営業時間などの変更があるとのことで、僕のブログでもお伝えすることにさせて頂きました。先ず営業時間が午前11時半から午後3時までとなり、夕方の営業は無くなります(週末の夜の「イングリッシュ・カフェ」は別です)。そして休日が土曜日・日曜日の2日間と変わります。その他はメニューなども以前と同じなので「ご愛顧よろしくお願いします」とのことでした。
 また、コンクリート打ちっ放しの外観も塗装をし直し、シンボルとなっている子供の木像も綺麗になっています。
 ‥‥‥食事と久しぶりの会話を終えて帰る途中、千二地区公民館へ入る石橋の袂に、小さな太陽の塔のマンホール蓋を見付けました。このタイプは以前千里山6丁目で一カ所見かけただけでしたので、僕の中では今のところ2つ目です。

山田のフルーツ餅

2008-09-01 18:35:12 | Weblog

 先ほど帰られたお客さんのIさんは山田の方で、地元の有名な松竹堂のフルーツ餅をお土産に頂きました。
 実は、先日も僕の事務所兼自宅に来られた時に、千里山駅前の健康カフェ「CARDI'S COFFEE CLUB」でハチミツで甘みを抑えた美味しいロールケーキを買ってこられ、「松竹堂さんが閉まっていたので‥‥」と少し残念がっておられたのです。その後のお電話で「今度は余りお気遣いなく‥‥」とお伝えしていたのですが、かえってそれが催促のようになってしまったのでしょうか。
 「この間のロールケーキも美味しかったです! あの後また一切れ頂いて未だ半分残っていたので、遊んでいたマンションの女の子達に声を掛けて、お裾分けでとても喜んで食べて貰ったんですよ。」
「そうですか、でもやっぱりこの山田のフルーツ餅は食べて頂きたかったので‥‥」
「いつもご馳走さまです。今日のブログに載せても良いですか?」
 中でも桃は人気で直ぐに無くなるそうですが、最近ではマンゴーがそれを凌ぐ勢いとか、とにかくフルーツたっぷりの自然な甘みが上品なモダン和菓子です。依頼されていたチラシのデザインも概ね気に入って頂けたようで、あれこれと会話もゆっくり楽しめた午後のティー・タイムでした。