続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『飯島晴子』(私的解釈)著莪の花。

2021-12-04 07:13:01 | 飯島晴子

   著莪の花仏の液の疑はしく

 著莪の花はチョ・ガ・カと読んで、猪、牙、苛。
 仏の液の疑はしくはブツ・エキ・ギと読んで、撲つ、亦、犠。
☆猪の牙(大きく鋭い歯)は苛(傷つけ)撲つ、亦(また)犠(生贄)になったか。

 著莪の花はチョ・ガ・カと読んで、著、我、加。
 仏の液の疑はしくはブツ・エキ・ギと読んで、物、益、技。
☆著(書き表す)我(わたくし)は、加(その上に重ねる)。
 物(事柄)を益(ふやす)技(わざ)がある。

 著莪の花はチョ・ガ・カと読んで、著、画、価。
 仏の液の疑はしくはブツ・エキ・ギと読んで、物、亦、戯。
☆著(書き表す)画(謀)には価(ねうち)がある。
 物(死ぬこと)亦(もまた)戯(たわむれ、芝居)なるか。


『飯島晴子』(私的解釈)朝山の。

2021-12-04 06:43:18 | 飯島晴子

   朝山の雨のあがらぬ黄帷子かな

 朝山はチョウ・サンと読んで、弔、惨。
 雨のあがらぬ(雨上)はウ・ショウと読んで、烏、傷。
 黄帷子はオウ・イ・シと読んで、往、縊、死。
☆弔(死者を悼むこと)を惨(傷ましく思う)。
 烏(どうして何で)、傷(心を痛めて)往(死んだのか)、縊死などで。

 朝山はチョウ・サンと読んで、調、算。
 雨のあがらぬ(雨上)はウ・ショウと読んで、迂、章。
 黄帷子はオウ・イ・シと読んで、応、異、詞。
☆調べて算(見当をつける)迂(遠回りな)章である。
 応(他のものと釣り合う)異なる詞(言葉)がある。

 朝山はチョウ・センと読んで、挑、選。
 雨のあがらぬ(雨上)はウ・ジョウと読んで、宇、常。
 黄帷子はオウ・イ・シと読んで、翁、意、思。
☆挑(いどむもの)を選ぶ。
 宇(度量・構え)の常は翁の意思である。