女正月眉間に鳥の影落つる
女正月はジョ・ショウ・ガツと読んで、女、粧、合。
眉間はミ・ケンと読んで、弥、見。
鳥の影落つるはチョウ・エイ・ラクと読んで、調、営、落。
☆女の粧(身繕い)を合(いっしょにする)と、弥(隅々まで)見て調(ととのえ)営(拵え)落(出来上がる)。
女正月はジョ・ショウ・ガツと読んで、自余、章、合。
眉間はミ・ケンと読んで、三、兼。
鳥の影落つるはチョウ・エイ・ラクと読んで、帳、詠、絡。
☆自余(この他)の章を合(一つにあわせ)三つを兼ねて帳(ノート)に詠み、絡(結びつけている)。
女正月はジョ・ショウ・ツキと読んで、序、章、突き。
眉間はミ・ゲンと読んで、未、現。
鳥の影落つるはチョウ・エイ・ラクと読んで、徴、翳、絡。
☆序(いとぐち)の章を突き、未だ現れていないものを徴(集める)。
翳(蔽われているもの)を絡(つなぐ)。
眉間はミ・ゲンと読んで、未、幻。
鳥の影落つるはチョウ・エイ・ラクと読んで、凋、曳、落。
☆女正月は未(いまだ)幻である。
凋(生気を失う/衰え)を曳(引きずって)落(物寂しい)。