大薄あそびしごとをもらひに寄る
大薄はタイハクと読んで、太白(金星の異名)。金星は遊星(惑星)。
あそびしごと(遊仕事)はユウ・シ・ゴトと読んで、遊し如。
もらひ寄る(貰寄)はセイ・キと読んで、星、祈。
☆金星は遊んでいるが如くである。
星に祈りを!(一番星に祈る)。
大薄はタイ・ハクと読んで、対、迫。
あそびしごと(遊仕事)はユウ・シ・ジと読んで、幽、屍。
もらひ寄る(貰寄)はセイ・キと読んで、凄、鬼。
☆対(向かい合って)迫る幽(あの世、死者の世界)の屍(死体)、爾(その)凄(ぞっとする)鬼(亡霊)。
大薄はタイ・ハクと読んで、大、舶。
あそびしごと(遊仕事)はユウ・シ・ジと読んで、悠、視、時。
もらひ寄る(貰寄)はセイ・キと読んで、征、帰。
☆大きな船は悠(ゆったりしている)。
視(気をつけてみると)時(ときに)征(遠くへ行き)帰ってくる。
大薄はタイ・ハクと読んで、他意、白。
あそびしごと(遊仕事は)ユウ・シ・ジと読んで、遊、使、字。
もらひ寄る(貰寄)はセイ・キと読んで、成、記。
☆他意を白(申し上げる)。
遊(好きなことをして愉しみ)、使(使用する)字で成(出来上がる)記である。