蒸暑き枝にかゝれる袂あり
蒸暑きはジョウ・ショと読んで、壌、処。
枝にかゝれる(枝掛)はシ、カイと読んで、視、皆。
袂あり(袂有)はベイ・ウと読んで、米、雨。
☆壌(柔らかく超えた土)の処(ところ)を視(気をつけてみると)、皆、米(稲の種)に雨がふる。
蒸暑きはジョウ・ショと読んで、常、諸。
枝にかゝれる(枝掛)はシ、カイと読んで、肆、獪。
袂あり(袂有)はベイ・ユウと読んで、米、宥。
☆常に諸(多く)肆(勝手気ままで)獪(ずるい)米(アメリカ)を宥(大目に見ている)。
蒸暑きはジョウ・ショと読んで、杖、処。
枝にかゝれる(枝掛)はシ・カイと読んで、支、回。
袂あり(袂有)はベイ・ユウと読んで、皿、遊。
☆杖で処(とりさばき)支える。
回す皿で遊ぶ。