十一月の梅の葉青く散る人家
十一月はジュウ・イチ・ガツと読んで、自由、市、合。
梅の葉青くはバイ・ヨウ・セイと読んで、売、様、声。
散る人家はサン・ジン・カと読んで、参、人、訛。
☆自由な位置で合(いっしょになって)売る様(ありさま)の声、参(仲間に加わった)人には訛(言葉が標準と違っている)がある。
十一月はジツ・イツ・ツキと読んで、実、逸、付き。
梅の葉青くはバイ・ヨウ・ショウと読んで、唄、様、賞。
散る人家はサン・ニン・カと読んで、賛、認、彼。
☆実(内容)が逸(秀いでている)に付き、唄(うた)の様(手本)として賞賛され認められた彼である。
十一月はジュウ・イツ・ガツと読んで、事由、逸、合。
梅の葉青くはバイ・ヨウ・ショウと読んで、倍、要、章。
散る人家はサン・ジン・カと読んで、散、腎、果。
☆事由(わけ)が逸(隠れている)。
合(あわせると)倍(増す、多くなる)になる。
要は章を散(バラバラにすること)が腎(大切なところ)であり、果(思い切ってやること)である。
※十一月の梅の葉は青くなく枯葉色である。
青をセイと読んで、省(注意して見ると)散っている人家である、ということか。(全体、注意して見よ!ということかもしれない)