新年も2日目、気温も16度と穏やかなお正月である。昨日に続き相模原市麻溝台にある身延山久遠寺を本山とする日蓮宗寺院「源吾山顕正寺」を参拝した。開山は明治30年(1987)で百年超えの歴史を有する。本尊は釈迦牟尼佛である。開山源吾上人が両眼が見えなくなり代々伝わる「観音様」に病気治癒を祈った所、夢枕に観音様が立ち「身延山の日朝堂」にて修行せよのお告げにより21日間の修行をした。修業の甲斐あり両眼が治癒、故郷へ帰ろうとした時、又観音様が夢枕にて東の方へ千箇寺参りお告げに従い下溝の地に来た時に篤信の信者を得てこの地に留まっことが始まりとされる。金色した立派な「山門」を抜け境内に入ると正面に「本堂」がある。堂内から祈祷の声が響き渡っている。本堂の右側には寺務所、左側には「金龍弁才天堂」と「稲荷大明神堂」があり、その横に赤と白が混じった「ボケの花」が咲いていた。自然、政治、経済と歴史が動いた昨年、果たして今年はどのような年となるのであろうか？(1601)
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