お正月のスポーツと言えば何といっても東学連加盟大学の内、前年大会でシード権を獲得した10校と予選会を通過した10校、および関東学生連合チームを加えた合計21チームが出場し、東京・読売新聞社前~箱根・芦ノ湖間を往路5区(107.5Km)、復路5区間(109.6Km)の合計10区間(217.1Km)で競う学生長距離界最大の「箱根駅伝競走」である。午前8時号砲鳴り「第101回 箱根駅伝」往路が大手町をスタートした。東京・大手町から神奈川県箱根町までの5区間107・5キロで行われ、青学大が中大を1分47秒差往路優勝した。 スタート時点では「中央大」がいきなり飛び出して一時2分近いリードであったが一区では10位だったが5区で抜き総合力で勝る「青山学院」が往路優勝となった。明日復路が行われるがどんなドラマが待っているのか楽しみである。(2501)
座間市入谷にある「県立座間谷戸山公園」の南側の一番標高の高い一画に埼玉の秩父の「三峰神社」の末社と伝わる「星の谷三峰神社」は鎮座している。「三峰神社」は秩父地方に連なる「雲取」、「白石」、「妙法」の三つの峰を神体山とした神社である。神話ではこの山を生んだ神様は「伊邪那岐」、「伊邪那美命」で、この二柱は「火難」、「盗難」除けの神様である。当社は明治期には「鈴鹿明神社」に「寄せ宮」として祀られていたが昭和3年、星の谷大門に大火があり観音様の山門にあった仁王尊、近隣の民家が十軒も焼けたことで当時の人々が「三峰神社」を現在地の星の谷地区に祀って火難除け・盗難除け守護社として移設したようである。青い「三峰神社」の幟が建てられた参道(石段)を上っていくと頂上に赤いトタン葺きの小さな「社殿」がある。壁には災難除けのシンボルとして狼(大神)、蛇の絵が貼布されている。やや簡素な新年の用のしめ縄飾りが取り付けられていた。(2501)
相模原市南区下溝の相模川の河岸段丘、相模原公園の脇、クヌギゲート前に愛媛県今治市大三島町宮浦の「大山祇神社」を総本社とする「大山祇神社」は鎮座している。創建は江戸時代宝永元年(1624)で社殿内に石祠に刻まれている。戦国時代の武将北条氏照の娘「貞心尼」の屋敷の鬼門を守護のために建てたと伝わる。主祭神の大山祇神(別名は和多志大神、三島大明神)。石段脇に明治25年(1892)建立の道標には「山の神社」と記載がある。鳥居を潜り進むと小さな「社殿」ある。境内には雹による農作物の被害を防ぐために祀れれた「雹塚」がある。新年らしく紅白の横断幕が張り巡らされていた。(2412)