相模太夫の旅録=Tabi Log

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奈良時代行基により開山と伝わる「岡上山東光院」

2025-02-02 07:23:37 | 寺院
麻生区岡上に奈良時代、行基上人が開山と伝わる岡上地区の古刹である真言宗寺院「岡上山東光院」(宝積寺)は鎮座している。創建は不詳だが「新編武蔵風土記稿」には1573~1592年迄の歴代住職は11代に及ぶと記されている。寺名も鎌倉道に向かい東向きに建てられことから付けられている。当寺近くの阿部原地区から軒丸瓦・軒平瓦・鬼瓦・「荏」「国」など文字瓦が発見され、岡上廃寺の跡と考えられ当地には古くから仏教文化が伝えられていた。当地区は養蚕が盛んであったことから町田街道は「絹の道」と呼ばれた。本尊は大日如来像である。江戸時代建立の入り母屋造りの「本堂」、「位牌堂」(享保3年=1718)、重層で門内左右に仁王像、その背面に六地蔵、階上には阿弥陀三尊を中心に十王を安置する「仁王門」、「庫裏」、「書院」、「木造兜跋毘沙門天像」は市の重要歴史記念物である。広い境内にはツツジ、「ウメ」、「サクラ」、サルスベリ、イトヒバ、イチョウ、カキノキなどの多くの花木が咲き誇る。冬期の代表花「ウメ」と「モクレン」が蕾を大きく膨らませ開花目前であった。(2501)
 
 
 
 
 
 

 

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