ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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米企業決算期待から、NYダウ45ドル高(学校で教えてくれない経済学)

2010-01-12 11:29:40 | 経済学
今年の西宮のゑべっさんはえらい人でしたで、と本戎の10日も残り福の11日も西宮神社へお参りしたひとが近くの喫茶店で報告していた。人が集まることはとにかくいいことだ。家にとじこもって不景気風を吹かせて、ぶつぶつ言っているのがいちばんいけない。

今年初めての日本画教室が10日あった。生徒さん全てでないが、初詣にどこへ行かれたかを聞いた。お伊勢さんへ泊まりがけでいったひと、毎年お参りしているからと奈良の三輪神社へ初詣に出かけた人、広田神社含め自分の家の近くのお宮さんが比較的多かった。

帰路難波界隈を歩いたが、今宮戎からのお参り客の通り道ということもあり、人、人、人でごったがえしていた。当然、なんばの食堂街も順番待ちの人が店頭に並んでいた。最寄デパートの高島屋も珍しく人が多く、何人の人が買い物してくれたか分からないが賑わっており、大いに元気をもらった。

週明け11日のNY株式市場は、15日から始まる米企業の昨年10~12月期の決算発表期待感から小動きの中も前週末比45ドル高、10,663ドルで取引を終了した。NY外国為替市場では、米国の12 月の雇用統計がやや期待外れだったことを材料にドルが対円で売られ、1ドル=92.12~15円、1ユーロ=133.68~76円で取引された。

NY金先物は12.50ドル高,1,150ドルで取引された。プラチナが21.90ドル高,1,592ドル台と引き続き堅調に推移した。プラチナは車向けの消費が半分を占めるから、デトロイトで開催された米国自動車ショーの会場で今年の米自動車販売で強気見通しが発表されたことも影響したのであろう。

NY原油(WTI)相場は、バレル23セント下げ82.52ドルで取引された。年末から年初にかけて9連騰していたから相場自身が休みたがっているのであろう。人間にも休養が必要である。休みたいときは休めばいい。良寛さんがおられたらそう言われるかもしれない。

日本の新聞だけ読んでいると口を開けばデフレである。悲観的な話をすれば新聞が売れるとでも思っているのであろう。アジア中心に開発途上国では景気回復期待を伝えるニュースが確実に増えて来た。不平不満からは元気は出てこない。悲観論吹聴を止めて欲しい。

昨年秋、『けっきょくお金は幻です』(サンマ―ク出販)を書かれた日本一の投資家としても知られる竹田和平さんは、開発途上国の景気が予想外にいい。日本の景気もだんだん良くなるんじゃないですかとテレビで話しておられたと友だちが教えてくれた。

元気で新年を迎えられたと近くの神社での初詣で神様に感謝した。感謝を忘れている。(了)

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