ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

日本は自給自足の時代に入るのか?(学校で教えてくれない経済学)

2010-01-02 09:09:21 | 経済学
年末から年初にかけて、多くのメデイアが各界の専門家を呼んで、討議する機会を作っていた。ケーブルテレビは、4~5時間という長時間モノが目立った。その中で、最近の若者でアメリカに留学したいと思っている人はほとんどいないという話が一番印象に残った。

日本の外に出て活躍したいという若者が確実に減っているということなのだが、楽をしたい、しんどい思いまでして外国に行きたくない。家にじっとしていたいと話しているそうだ。そういう傾向は今に始まったことではないらしい。特にその傾向が最近顕著になった。子育て支援というが、子供を産めない問題以前に子供が生まれなくなっている方が怖い。

経済関係では、デフレ克服のために具体的に処方箋がないかについて議論していた。20年間の間に、日本経済を台無しにさせたのは日銀と財務省だと断定するひともいた。日銀が国債買い取りを直ちに始めるべきだと指摘する人もいた。果たして日銀が動けるかどうか。アメリカは大恐慌の再来はなんとしても避けたい。そのためには何でもやる構えだ。

為替問題については、円高はデフレの元凶だ。日本円は余りにも高く評価され過ぎているという指摘が目立った。円が高く評価されているのではなく、ドルが目減りした結果、相対的に円が高くなったにすぎない。インドルピア、韓国ウオンも対ドルで高くなってきた。

近くの神社の前を通ったが、大勢の参拝客が列を作っていた。ご利益がありますようにと神様にお願いする人がほとんどのようだ。去年一年、大きな災害もなく、健康で新年を迎えられたことを神様に感謝するのが本来の初詣である。その点を基本的にはき違えている。

民主党に期待していたが、当てが外れたという意見も多かった。もともと自民党に嫌気がさして、とにかく替えたかった。それが日本人の率直な気持ちだった。総理大臣の首をすげ替えても、中身が良くならない。せっかく政権交代を実現したのだから頑張って欲しい。

鳩山総理がハローワークを訪問している様子を元日のテレビが流していた。ここで驚いたのは、こんなに実態が悪いとは知らなかった。情報が自分のところに上がって来ないとけろっとして答えておられた。

大河ドラマの主人公なら口が裂けても言わない。嘘をつけというのではない。上手な嘘もつけないような国のリーダーはいただけない。日本のメディアでのやりとりは一字一句それぞれの国に即刻伝えられる。正直なのはいいことだが,度が過ぎると何にもならない。

これからは自給自足の時代に入ると指摘する識者もおられる。一言でいえば、他人任せにしないで、自分で考えて自分で行動しなさいと教えていただいたのだと承知している。(了)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする