ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

関西よ、元気を出せ!!(学校で教えてくれない経済学)

2010-01-10 10:05:58 | 経済学
「ハプスブルクの宝剣―魂に宿る光―」宝塚歌劇星組公演を見る機会があり、朝一番で出かけた。この日は「二名様ご招待」、公演の30分前から並び、抽選でその日の座席が決まる特別の催だった。灯台元暗しで関西に住んでいて「宝塚」は昨年に次いで二度目である。

藤本ひとみ作「ハプスブルクの宝剣」という同名の小説から着想した、ミュージカルで、2,550人入る会場は圧倒的多数のご婦人の観客で熱気に溢れていた。たまたま引いた番号がなんとS席11番45,46というお誂えの向きの席で、年初めから縁起がいいと喜んだ。

芝居の筋書きは、18世紀前半、ユダヤ社会を捨て、自らの生きる場所を探し求める野心ある青年・エドゥアルトの波乱の生涯を描いている。正直、話の筋書きは今一つわかりにくかった。筋などどうでもいと言えば叱られるが、さすが「宝塚」、歌とダンスは圧巻だった。

衣装も目の正月を楽しむことが出来た。舞台装置や場面のスムーズな運びは、見ていて客を飽かさない。星組全体で何人おられるのか知らない。とにかく鍛えられている。80人近くが、大舞台狭しと、踊りかつ歌う姿は、月並みなことばでは表現できない迫力があった。

この日は特別の招待日のせいもあろうが、失礼を顧みずいえば、大部分がおばさんである。いつものことながら男性の姿を全くといっていいほど見かけなかった。筆者も今回で二回目の「宝塚」である。えらそうなことは言えない。しかし、今回もまた見事な舞台を見せつけられると、是非もっと多くの男性が足を運んで欲しいと思う。

昨年も感じたが、男性もいないが、外人さんの姿がないことも気になる。阪急阪神ホールディングの経営トップに外人客にどのようなPRをしているのだろうか聞いてみたい。英語のパンフレットを昨年止めたらしい。これからアジアの時代というのにもったいない。

話は飛ぶ。今朝のWSJ紙にJALの機体をバックに苦虫をかみつぶしたような顔のスチュワ―デスの写真が出ていた。「JAL倒産(Bankruptcy)の道を選ぶ」という大見出しで3000億円の資金繰りが付かず法的整理の道しか選択の余地がなくなったと書いていた。

顔写真といえば、管財務相がベソをかいているような表情の写真が載った。例の為替での発言を鳩山総理が叱った。記事の中で当の管氏は悪いことをしたと思っていない。彼は前任者と比べ積極財政派でデフレ懸念の日本では歓迎されていると書いていた。普天間問題は出ていない。日本では日米同盟破たんの危機というが、米国にとって重大問題でない。

いま日本に必要なことは景気を良くすることである。9日の宵えびすでは例年より人出は少ないと新聞に出ていた。初詣の人出も関西では減ったそうだ。関西よ、元気を出せ!!(了)

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