ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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ベージュブック材料に、NYダウ53ドル高(学校で教えてくれない経済学)

2010-01-14 13:56:18 | 経済学
歯が一本痛くても仕事にならないが、パソコンが動かないとからだ全体がおかしくなる。朝一番でパソコンが突然動かないのだ。出鼻をくじかれると、一日のリズムが崩れる。ただ、贅沢なことは言えまい。朝からハイチでの悲惨な震災の二ュ-スを見ると声も出ない。

中国からの救援隊が瓦礫の下敷きになった。湖錦濤主席はひるまず救援活動を続けるよう呼びかけたと伝える中国テレビ放送を「おはよう世界」が紹介していた。フランステレビは、フランスからは消防隊員、3匹の犬、医薬品を届けた。サルコジ大統領はハイチの皆さんと苦しみを分かち合いたいと話していた。日本はどうしたのかとつい思ってしまう。

「おはよう世界」では、韓国テレビが、今朝のソウルはマイナス14.2℃、韓国中部ではマイナス23.2℃まで下がった。これで3週間マイナスが続いていると紹介していた。イギリスBBCの放送で、1週間前から中学が休校で、レジャーセンターを借りて入学試験を受けたと伝えていた。英国では大雪で多くの商店が影響を受けていると伝えていた。

日本も今年一番の寒さと伝えていた。沖縄は15℃まで回復する。3日前には10℃まで下がったと沖縄からメールをもらった。全国の気温をテレビで見ていると帯広がマイナス15℃とさすが北海道の寒さは厳しい。神戸はマイナス0.1℃だから寒いといってもしれたものだ。

13日のNY株式市場は、この日発表された米地区連銀の俗に言うベージュブックで、米国景気が十分ではないがゆっくりしたペースで回復しているとの材料を手掛かりに、NYダウは前日比53ドル高、10,680ドルと昨年来の高値を更新した。ナスダックも1.5%上げた。

NY金先物相場はオンス7.50ドル高、1,136.40ドルで取引を終えた。しかし、NY原油(WTI)相場はバレル1.14ドル安、79.65ドルと冴えなかった。9連騰の疲れがなかなか取れないようだ。米債券が値下がり、10年債の利回りが3.795%へ小幅上昇した。

ベージュブックでは改善の兆しは見えるが、ゼロ金利同然の低金利を引き上げるまでには十分回復していないと米FRBは考えているとマーケットは受け止めたと今朝のWSJ紙は解説していた。利上げ時期が遠のけば、ドル相場にマイナスも株価にはプラスに働く。

NY外国為替市場では、ギリシャ首相が、ECB(欧州中央銀行)の警告に対して、財政赤字削減に前向きで取り組むとの発言を材料に、ドルが対ユーロで売られ、1ユーロ=1.4507ドルまで値下がりした。対円では1ドル=91.39~42円とやや円安で推移している。

何事も経験しないとピンとこない。地震でも同じだ。暖かいところで暮らしている人には寒さの厳しさは分からない。どこまで想像力を働かせられるかで鼎の軽重が問われる。(了)

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