ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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地球は一つ、子供の時から世界の動きに関心を持って欲しい(学校で教えてくれない経済学)

2010-01-21 08:45:54 | 経済学
ドイツARDテレビニュース(NHK・BS「おはよう世界」)が、ドイツのメルケル首相が、ドイツ議会で、「経済危機の克服は、早くで3年後だろう」と答弁する様子を紹介していた。今回の不況は一筋縄では回復しないことを改めて思い知らされた。

「おはよう世界」は、各国のテレビ局が、米マサチューセッツ州上院議員補欠選挙で、共和党スコット・ブラウン候補が、州司法長官のマ―サ・コ―クリ―民主党候補に勝利した結果、米上院での民主党の議席が安定多数60が59となり,目先の医療保険改革法案成立だけでなく11月の米中間選挙にも不透明感が出て来たと報道していた。

オバマ大統領は、「希望と変化」を旗印にして、一年前の1月20日、颯爽と登場した。皮肉にも、同じ日に、民主党は、負けるはずがないと思われていたマサチューセッツで敗北した。有権者は①イラク、アフガニスタンの二つの戦争継続、②10%の失業率、③医療保険改革法案で財政悪化が進むとオバマ自身に反旗を翻したと今朝のWSJ紙は書いていた。

20日のNY株式市場は、中国の金融引き締め、米住宅着工件数の予想外の悪化、③IBMの昨10~12月期決算発表を嫌気して前日の上げ115ドルをそのまま吐き出す122ドル安、10,603ドルで取引を終了した。S&P500種平均、ナスダックいずれも大幅値下がりした。

NY原油(WTI)先物相場も、株安を受けてバレル1.40ドル値下がりし、77.62ドルで取引を終了した。金、プラチナ、銅、スズ、アルミなどその他商品相場もつれて下げた。商品市況は、特に中国の金融引き締めの動きに敏感に反応した。

一方、NY外国為替市場では、ギリシャ財政赤字蒸し返しや欧州経済の先行き不透明感から、安全資産としてドルが対ユーロで買われ、1ユーロ=1.4109ドルまで値上がりした。対円でもドルは買われ、1ドル=91.23~27円、1ユーロ=128.64~72円で取引された。

直近の二ュ-ズウイーク日本版は「グーグルVS中国」、「ネットと市場の覇権を賭けた「文明の衝突」の行方と副題をつけて、ファリード・ザカリア(国際版編集長)、ダニエル・クロス(ビズネス担当)、マーチン・ジャクス(ジャーナリスト)、ダニエル・ライオンズ(テクノロジー担当)総動員、興味深い分析を紹介していた。

ザカリア編集長とのインタビューで、エリック・シュミットCEOは「中国からの撤退は、ビズネスではなく価値観に基づく決断だ」と語った。ただ、ライオンズ担当記者は「グーグルは単に中国から撤退したいだけで検閲をめぐる対立は口実だろう」と切り捨てていた。

地球は一つ。子供の時から一人でも多くの日本人が世界の動きに関心を持って欲しい。(了)

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