著者の開発した速読法「リーディングハニー」の解説本。
この速読法のポイントは、要するに旅行をするなら下見をしようということです。後書きや解説、著者紹介と目次から何についてのどのような構成の本かを把握する、最初から最後までパラパラと眺める(1ページ1秒見当)ことでどんな言葉が使われているか、どんなキーワードがあるかを把握し、1ページ2、3秒程度の流し読みで全体の構成や大方何が書かれているかを把握し、その後自由に速く読むという流れです。順番にその本に慣れていき次第に何が書かれているかを把握していき、それが把握できればかなり速いスピードで読めるし、内容を理解できるということです。理屈としては理解できます。
しかし、小説、特に推理小説、ミステリーでは絶対にやりたくない方法ですし、本格的に読む前に飽きてしまいそうです。取っつきにくくて、そういうやり方でもしないと読めそうにない本にはそうしたいと思いますが。少なくとも読書に楽しみを求める人には向いていないと思います。まぁ、著者が最初に書いているように、読書が苦痛だと思っている人に苦痛をなくすためということですから、その前提で読むべきでしょうね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_yodare1.gif)
松崎久純 研究社 2009年4月3日発行
この速読法のポイントは、要するに旅行をするなら下見をしようということです。後書きや解説、著者紹介と目次から何についてのどのような構成の本かを把握する、最初から最後までパラパラと眺める(1ページ1秒見当)ことでどんな言葉が使われているか、どんなキーワードがあるかを把握し、1ページ2、3秒程度の流し読みで全体の構成や大方何が書かれているかを把握し、その後自由に速く読むという流れです。順番にその本に慣れていき次第に何が書かれているかを把握していき、それが把握できればかなり速いスピードで読めるし、内容を理解できるということです。理屈としては理解できます。
しかし、小説、特に推理小説、ミステリーでは絶対にやりたくない方法ですし、本格的に読む前に飽きてしまいそうです。取っつきにくくて、そういうやり方でもしないと読めそうにない本にはそうしたいと思いますが。少なくとも読書に楽しみを求める人には向いていないと思います。まぁ、著者が最初に書いているように、読書が苦痛だと思っている人に苦痛をなくすためということですから、その前提で読むべきでしょうね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_yodare1.gif)
松崎久純 研究社 2009年4月3日発行