1975年8月の第1回反原発全国集会からの45年間の全国各地の反原発運動を、1978年創刊の「はんげんぱつ新聞」(月刊)の記事を中心に振り返り構成したもの。
はんげんぱつ新聞の記事からの引用で構成しているため、それぞれのエピソードについてその後どうなっていったとか、どう影響していたかなどが読み取れず、一連の読み物として読めないのが、読みにくくまたもどかしいのですが、あの頃ああいうことがあったなぁとか、当時の時代の雰囲気を思い起こすことができます。1985年の弁護士登録とともに原発訴訟(東海第二原発訴訟)に巻き込まれ、以後35年近く関わり続けてきた(手持ちの原発訴訟が0になったことがない:原発訴訟って、特に私がやってる原発訴訟って、終わりませんから…)私には、亡くなった方も含めて、懐かしい名前が並びます。そういう、一部の人たちにとっては、ノスタルジーに浸れる本、という評価になるでしょうか。
西尾漠 緑風出版 2019年12月25日発行
はんげんぱつ新聞の記事からの引用で構成しているため、それぞれのエピソードについてその後どうなっていったとか、どう影響していたかなどが読み取れず、一連の読み物として読めないのが、読みにくくまたもどかしいのですが、あの頃ああいうことがあったなぁとか、当時の時代の雰囲気を思い起こすことができます。1985年の弁護士登録とともに原発訴訟(東海第二原発訴訟)に巻き込まれ、以後35年近く関わり続けてきた(手持ちの原発訴訟が0になったことがない:原発訴訟って、特に私がやってる原発訴訟って、終わりませんから…)私には、亡くなった方も含めて、懐かしい名前が並びます。そういう、一部の人たちにとっては、ノスタルジーに浸れる本、という評価になるでしょうか。
西尾漠 緑風出版 2019年12月25日発行