住宅の建築時の地盤調査、不同沈下発生時の修復工法、自然災害による不同沈下・液状化・浸水に対する減災・修復などについて解説した本。
個人住宅の建築と修復についての建築会社での経験に基づいて、行政の基準よりも、できるだけ簡易にでき、またきめ細かさや経験を生かした手法が紹介されており、勉強になる(といっても自分が活かす場面はないでしょうね)というか興味を惹かれました。
調査等で同行した実務専門家のつぶやき集:木の背丈がそろってないところは地滑りしているかもとか、根元の曲がり(あて)がある木の斜面は目に見えない速度で地滑りしているとか、新規に造成された住宅団地の端は眺望がよいから好まれるが地震時に大きく被災するのはほぼすべて端の宅地であるなど(58~60ページ)や、業界で今まで言われてきたことが熊本地震被災地でいかに当てはまらなかったかの一覧表(194ページ)が、とても興味深く思えました。
高橋洋 学芸出版社 2024年9月5日発行
個人住宅の建築と修復についての建築会社での経験に基づいて、行政の基準よりも、できるだけ簡易にでき、またきめ細かさや経験を生かした手法が紹介されており、勉強になる(といっても自分が活かす場面はないでしょうね)というか興味を惹かれました。
調査等で同行した実務専門家のつぶやき集:木の背丈がそろってないところは地滑りしているかもとか、根元の曲がり(あて)がある木の斜面は目に見えない速度で地滑りしているとか、新規に造成された住宅団地の端は眺望がよいから好まれるが地震時に大きく被災するのはほぼすべて端の宅地であるなど(58~60ページ)や、業界で今まで言われてきたことが熊本地震被災地でいかに当てはまらなかったかの一覧表(194ページ)が、とても興味深く思えました。
高橋洋 学芸出版社 2024年9月5日発行