タイトル通り、後悔しない生き方を選択するための一つの指針として著者が考えることを書いた本。
残りの人生でやりたいことを決める(第1章)では、好きか嫌いかで決める、不義理をする(第2章)嫌なことは断る、趣味をライフワークに進化させる(第10章)、本音で生きる(第16章)、とことん楽しむ(第17章)というとにかくやりたいことをやって楽しめばという路線と、それに絡む羽目をはずしてみる(第14章)、20代の友人を持つ(第15章)の気を若くする路線がメインストリームになっているように読みました。もうそれほど先はないんだからやりたいことをやれば、といわれているようにも思えますし、ある種読む前から想像できる話という気もしますが、こういう本の読者は、たぶん、そう言って背中を押してもらい、少しイメージがわくような話がついてればいいというところでしょうから、軽い読み物としてはその目的を達しているのかなと思います。
愛を育む(第6章)、家族との軋轢を解消する(第7章)、ロマンスを取り戻す(第8章)という愛情路線も1つの柱になっています。誰とのロマンスかによって矛盾する話でもありますが、ドキドキワクワクを忘れないというのは、いずれにしても心においておきたいところですね。
本田健 だいわ文庫 2012年1月15日発行
残りの人生でやりたいことを決める(第1章)では、好きか嫌いかで決める、不義理をする(第2章)嫌なことは断る、趣味をライフワークに進化させる(第10章)、本音で生きる(第16章)、とことん楽しむ(第17章)というとにかくやりたいことをやって楽しめばという路線と、それに絡む羽目をはずしてみる(第14章)、20代の友人を持つ(第15章)の気を若くする路線がメインストリームになっているように読みました。もうそれほど先はないんだからやりたいことをやれば、といわれているようにも思えますし、ある種読む前から想像できる話という気もしますが、こういう本の読者は、たぶん、そう言って背中を押してもらい、少しイメージがわくような話がついてればいいというところでしょうから、軽い読み物としてはその目的を達しているのかなと思います。
愛を育む(第6章)、家族との軋轢を解消する(第7章)、ロマンスを取り戻す(第8章)という愛情路線も1つの柱になっています。誰とのロマンスかによって矛盾する話でもありますが、ドキドキワクワクを忘れないというのは、いずれにしても心においておきたいところですね。
本田健 だいわ文庫 2012年1月15日発行