三ちゃんのサンデーサンサンラジオ、第250回。
2月16日、日曜日。
まずは報道部から1週間の動きをまとめて。
11日英会話。
12日法類越山会総会、東根温泉泊。
13日東北芸工大にてシンポジウム「RE100」出席。
14日シャンティの挨拶で大本山永平寺へ。仙台泊。
15日松林寺涅槃会、だんごまき。郡内寺院の弔問へ。
そのような1週間でした。
おはようございます。
2月16日日曜日です。
2月15日はお釈迦様が亡くなられた日。松林寺でも涅槃図を掛けて涅槃会を勤めました。
涅槃だんごを作ってお供えするのですが、当地ではそのだんごを参詣者に盛大に撒くのです。
涅槃だんごは、お釈迦様が亡くなられる際、生母マーヤ夫人が天上から降ろしてくれた妙薬があいにく沙羅の木の枝に引っかかって届かず、死後にお釈迦様に供えられたともいわれ、以来お守りとして参詣者に分けられるようになったという由来です。
節分の豆まきと同じ発想なのか、あるいは雪国の冬の楽しみでもあったのか、古くからそのだんごを撒くのが習わしです。
そのために、前日にはお母さん方20人のお手伝いをいただいてたくさんのだんごを作ります。
これも節分からの影響かもしれませんが、自分の歳の数ほど拾うといいことがあるなどと言われ、80過ぎのおばあさん方はみな必至です。
前掛けや風呂敷を広げて、粉だらけになるのも何のその、大笑いしながらだんごを拾い集めます。
そんなに大量のだんごをどうするのかというと、食べるという人はほとんどなく皆さんお守りにされると思います。
布で小さな袋を作り、それに3粒ほど入れて、山に行くとき旅に出るとき身に着けたり、または車に入れたりしているようです。
その効力はバカにできず、実際にこのだんごで救われたという人が多くいます。
昨日は6歳をはじめ3人の子どもたちもお参りしてくれ、神妙に涅槃図の話を聞いてくれました。お守りとして心に残ればいいのですが。
14日のRE100というシンポジウムは、やまがた自然エネルギーネットワークが主催で、副題を「地域に活力をもたらす再生可能エネルぎー100%の導入」として、東北芸工大で開催されました。
公益財団法人自然エネルギー財団、CDPジャパン、リコー環境事業開発センター、加藤総業、山形新電力からそれぞれ代表の方が登壇しました。
東日本大威震災、原発事故を契機にヨーロッパでは脱原発、脱炭素の動きが急速です。アメリカや中国も自然エネルギーの先進国です。一国の大統領一人が異を唱えても、もはや企業や投資家の方がどんどん先を進んで国の政策など置いてきぼりにされる様相になっています。
端的に言えば、化石燃料から再生可能へのエネルギー革命が起こっているのです。
RE100とは、企業自らが、自社のエネルギー源を何年までに再生可能エネルギー100%にするという宣言をするもの。
それを承認検証する団体がCDPという組織です。
現在、世界でアップル社などの大企業224社、日本の30の企業が宣言をして毎日その数が増加しているようです。リコーは日本で初めて認証を得た企業で、すでに100%を達成しているとのこと。
そして、電気は大きなところで作って下に流れてくるという時代ではなく、地方において地産地消していく時代になったということです。
そういう世界の流れに日本の政府は全く追いついていないどころか、今もって火力発電を製造、輸出しようというような逆行した政策から転換できずにいます。
もう政府の政策転換を待ってはいられません。企業と地方が手を結びどんどん再生可能エネルギーへの転換、エネルギーの地産地消を進めていかなければなりません。それが疲弊した地方の生きる道でもあります。
太陽光も風力も水力もバイオマスも、資源はそれぞれの地域にあります。なのに、都会や外国の企業が土地代が安いという理由だけで地方に設備投資をして金儲けのために資源を吸い上げているのです。そして地元のエネルギーは他所から買っている。そんなバカげた、もったいない話はありません。地元の資源を地元で使う、いわゆる地産地消への転換が必要です。
「もがみ地産地消エネルギー(略称もっちい)」もそれを目指して立ち上がったものです。現在実態調査研究中ですが、地域新電力を目指して活動しています。
今週はここまで。また来週お立ち寄りください。
2月16日、日曜日。
まずは報道部から1週間の動きをまとめて。
11日英会話。
12日法類越山会総会、東根温泉泊。
13日東北芸工大にてシンポジウム「RE100」出席。
14日シャンティの挨拶で大本山永平寺へ。仙台泊。
15日松林寺涅槃会、だんごまき。郡内寺院の弔問へ。
そのような1週間でした。
おはようございます。
2月16日日曜日です。
2月15日はお釈迦様が亡くなられた日。松林寺でも涅槃図を掛けて涅槃会を勤めました。
涅槃だんごを作ってお供えするのですが、当地ではそのだんごを参詣者に盛大に撒くのです。
涅槃だんごは、お釈迦様が亡くなられる際、生母マーヤ夫人が天上から降ろしてくれた妙薬があいにく沙羅の木の枝に引っかかって届かず、死後にお釈迦様に供えられたともいわれ、以来お守りとして参詣者に分けられるようになったという由来です。
節分の豆まきと同じ発想なのか、あるいは雪国の冬の楽しみでもあったのか、古くからそのだんごを撒くのが習わしです。
そのために、前日にはお母さん方20人のお手伝いをいただいてたくさんのだんごを作ります。
これも節分からの影響かもしれませんが、自分の歳の数ほど拾うといいことがあるなどと言われ、80過ぎのおばあさん方はみな必至です。
前掛けや風呂敷を広げて、粉だらけになるのも何のその、大笑いしながらだんごを拾い集めます。
そんなに大量のだんごをどうするのかというと、食べるという人はほとんどなく皆さんお守りにされると思います。
布で小さな袋を作り、それに3粒ほど入れて、山に行くとき旅に出るとき身に着けたり、または車に入れたりしているようです。
その効力はバカにできず、実際にこのだんごで救われたという人が多くいます。
昨日は6歳をはじめ3人の子どもたちもお参りしてくれ、神妙に涅槃図の話を聞いてくれました。お守りとして心に残ればいいのですが。
14日のRE100というシンポジウムは、やまがた自然エネルギーネットワークが主催で、副題を「地域に活力をもたらす再生可能エネルぎー100%の導入」として、東北芸工大で開催されました。
公益財団法人自然エネルギー財団、CDPジャパン、リコー環境事業開発センター、加藤総業、山形新電力からそれぞれ代表の方が登壇しました。
東日本大威震災、原発事故を契機にヨーロッパでは脱原発、脱炭素の動きが急速です。アメリカや中国も自然エネルギーの先進国です。一国の大統領一人が異を唱えても、もはや企業や投資家の方がどんどん先を進んで国の政策など置いてきぼりにされる様相になっています。
端的に言えば、化石燃料から再生可能へのエネルギー革命が起こっているのです。
RE100とは、企業自らが、自社のエネルギー源を何年までに再生可能エネルギー100%にするという宣言をするもの。
それを承認検証する団体がCDPという組織です。
現在、世界でアップル社などの大企業224社、日本の30の企業が宣言をして毎日その数が増加しているようです。リコーは日本で初めて認証を得た企業で、すでに100%を達成しているとのこと。
そして、電気は大きなところで作って下に流れてくるという時代ではなく、地方において地産地消していく時代になったということです。
そういう世界の流れに日本の政府は全く追いついていないどころか、今もって火力発電を製造、輸出しようというような逆行した政策から転換できずにいます。
もう政府の政策転換を待ってはいられません。企業と地方が手を結びどんどん再生可能エネルギーへの転換、エネルギーの地産地消を進めていかなければなりません。それが疲弊した地方の生きる道でもあります。
太陽光も風力も水力もバイオマスも、資源はそれぞれの地域にあります。なのに、都会や外国の企業が土地代が安いという理由だけで地方に設備投資をして金儲けのために資源を吸い上げているのです。そして地元のエネルギーは他所から買っている。そんなバカげた、もったいない話はありません。地元の資源を地元で使う、いわゆる地産地消への転換が必要です。
「もがみ地産地消エネルギー(略称もっちい)」もそれを目指して立ち上がったものです。現在実態調査研究中ですが、地域新電力を目指して活動しています。
今週はここまで。また来週お立ち寄りください。