ブログを見た友人から今朝、「ウィスキーは持ったの?」とメールで指摘をもらった。すっかり忘れていた。あぶない、あぶない。持つべきものは友!
今はどこの小屋でも生ビールを販売している。ウィスキーも売ってはいるがビンのボトルのままなので重いし、持って山歩きは危ない。こればかりは小さな水筒に入れて持参しなくてはならない。沢の水、水場の水を小屋まで持参してこれで割って飲むウィスキーは格別の味だ。小屋の片隅で暗いランプの下、独りでゆっくりと飲むと疲れがひいていく。帰りのバス・列車内で余った携行食をつまみにして飲むのもいい。
当初はテントの中、寝袋にくるまって翌日の予定を案じながら飲むのが好きだった。
いまでも避難小屋やテントに泊まらなくてはいけないときはそれが最高の時間であることに変わりはない。
最近の山は、ますます人気の山域に人が集中し、単独の登山者には少々違和感が強いのではないだろうか。山ガールがもてはやされ、中高年・老年期の集団登山が大手をふってワイワイガヤガヤと登るのが主流である。そのことは登山をめぐる経済的観点からは拒否はできないが、1人・2人の静かな山歩きを偏執的に好む私などには、とてもつらいものがある。
これを避けるには自炊・テントの選択しかない。体力が落ちた偏屈な単独行好みのオジサンにはつらいものがある。もう少し体力を昔にもどし、自炊山行にしたいものだ。あるいはテント場も限られ、避難小屋も少ない南北アルプスではそれは無理な山行になってしまったのだろうか。夏休みに突入した北アルプスでもふとしたはずみ登山道で人の連なりが途切れたり、人の少ない小屋が現出する事があるらしい。そのときは深い静かな山行が一瞬でも味わうことができるという。そんな一瞬が欲しいものである。
今はどこの小屋でも生ビールを販売している。ウィスキーも売ってはいるがビンのボトルのままなので重いし、持って山歩きは危ない。こればかりは小さな水筒に入れて持参しなくてはならない。沢の水、水場の水を小屋まで持参してこれで割って飲むウィスキーは格別の味だ。小屋の片隅で暗いランプの下、独りでゆっくりと飲むと疲れがひいていく。帰りのバス・列車内で余った携行食をつまみにして飲むのもいい。
当初はテントの中、寝袋にくるまって翌日の予定を案じながら飲むのが好きだった。
いまでも避難小屋やテントに泊まらなくてはいけないときはそれが最高の時間であることに変わりはない。
最近の山は、ますます人気の山域に人が集中し、単独の登山者には少々違和感が強いのではないだろうか。山ガールがもてはやされ、中高年・老年期の集団登山が大手をふってワイワイガヤガヤと登るのが主流である。そのことは登山をめぐる経済的観点からは拒否はできないが、1人・2人の静かな山歩きを偏執的に好む私などには、とてもつらいものがある。
これを避けるには自炊・テントの選択しかない。体力が落ちた偏屈な単独行好みのオジサンにはつらいものがある。もう少し体力を昔にもどし、自炊山行にしたいものだ。あるいはテント場も限られ、避難小屋も少ない南北アルプスではそれは無理な山行になってしまったのだろうか。夏休みに突入した北アルプスでもふとしたはずみ登山道で人の連なりが途切れたり、人の少ない小屋が現出する事があるらしい。そのときは深い静かな山行が一瞬でも味わうことができるという。そんな一瞬が欲しいものである。