Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

夏の果て、そして立秋

2019年08月08日 16時55分24秒 | 俳句・短歌・詩等関連

 今のところ浅間山の噴火は小規模でおさまりそうな気配も出てきた。しかし油断は禁物。このまま収束してもらいたいものである。

 横浜も本日は35℃の予報。正午過ぎの33.8℃が表示されている。はたしてその後35℃となったのであろうか。
 夏場、横浜は東京よりも1~2℃気温が低い。横浜の上空で暖まった空気が海風に乗って都内や埼玉に北上し、さらに暖まって群馬まで達しているのではないかと思っている。群馬県下が高温になる原因ではないだろうか。
 しかし例年よくある現象ではあるが関東地方直撃のような台風10号の迷走、さらには今年は浅間山の噴火も起きた。お盆の時期によく重なるものである。

 本日は立秋。この暑さでは秋と聞いてもまったく実感はわかない。立秋とはその年の暑さのピークの頃という脳の刷り直しをしなくてはならないようだ。

★夏終る人形の浮く船溜まり       伊藤トキノ
★一湾の弓なりに夏惜しみけり      片山由美子
★秋立つや川瀬にまじる風の音      飯田蛇笏
★立秋の草のするどきみどりかな     鷺谷七菜子

 第2句、少し高台から湾曲する海岸線を見おろしているのであろう。夏場も今も海水浴でにぎわう浜、間もなく立秋の時期は次第に人が少なくって寂しい海岸線であろう。しかし最近は東北地方も含めて、立秋の時期にも30℃を超える日々が続く。暦の上では夏も終わるが、雲や気温や大気の印象はまだ夏ということで、夏の最後の日々を楽しんでいるさまなのかもしれない。

 



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