Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

冬の月

2020年01月09日 20時54分01秒 | 俳句・短歌・詩等関連

 組合の会館で若干の資料作成とメール作業。明日も少し残っている。
 夕方に耳鼻科へ。嗅覚異常を改善する薬、もう4週間継続してみることにした。それで回復の兆しがなかったら治療は断念せざるを得ないということにした。私の方から、今さら匂いがわかっても、という思いが治療開始後に逆に強くなってきた。
 若い頃にもどっても致し方のないということはたくさんある。多分嗅覚もその一つなのかもしれない。嗅覚は食欲に関係するともいわれる。食欲過剰な私には逆に良くないかもしれない。

 本日は十五夜、もうこの時期になると月を見上げる人もすくない。しかし寒さと月はよくマッチする。

★寒月やひとり渡れば長き橋       高柳重信
★寒月光電柱伝ひに地に流る       西東三鬼

 夕方から雲が多くなってしまった。しかし雲の間からは冬の空の濃い藍色が深々と見えている。こんなにも冬の空は黒くしずんでいたのかと思わずにはいられない濃く、深々とした色であった。都心でこのように見えるのは珍しいのではないか。正月も七日を過ぎ、今夜は夜空も正月気分を一新したのかもしれない。



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