Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

魚は骨と皮まで

2022年12月14日 21時40分00秒 | 思いつき・エッセイ・・・

 ようやく編集作業は終了間近となった。あとは再度のチェックと印刷所への送信。なんとか22時過ぎには送信完了としたい。
 ひと息ついてティータイム。

 本日は親の通院日であったが、買い物もあるとのことで、妻に付き添いをお願いした。私は図書館と、帰宅後の編集作業に追われた。
 図書館の帰路、コンビニ小さな弁当を購入。10cm角で高さ5cmほどの小さな弁当でのり弁の小型版。シャケの小さな切り身が入っている。通常の1/3くらいであったろうか。包装には「魚には骨があります」と大書してあってびっくり。
 私の感覚では、骨のない焼き魚、煮魚などはマグロやカツオなどごく一部を除いてはない。魚が入っている弁当や惣菜を選ぶ以上骨のないものはあり得ない。そこまで「表示」しないと免責にならないというのが信じられなかった。
 大きな切り身が入っている弁当では見かけたことのある注意書きであるが、まさか2cm×4cmほどのシャケの切り身にまで記載してあるとは。確かに小骨は入っていた。魚の小骨は、舌や頬に刺さらないように口の中でえり分けて出すか、食べる前に身を少しだけほぐして骨を探るのが魚の食べ方の基本である。
 子どもの時から食べなれていれば、何の問題もないことなのだが、それだけ魚は毛嫌いされてしまっているのだろうか。魚が肉にすっかりとってかわられてしまったということなのであろうか。
 魚の美味しいところは、皮と皮の下、骨と骨の周りである。これを食べなければ魚を味わったことにならない、というのが私の持論。サンマの塩焼きなどは背骨をしゃぶっているうちにいつの間にか細かく砕いて食べてしまった子どものころをよく思い出す。アジの紐のも小さいものは骨ごと食べると実に美味しい。噛めば噛むほどに味も出てくる。

 そんなことを考えているうちに昼食時間が30分を超えてしまい、慌てて編集作業に戻った。

 



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