「テート美術館展 ターナー、印象派から現代へ 英国が誇るコレクションより光でたどる美術史」(国立新美術館)を見てきた。
混雑はしていたが、広い会場なのでこれまでならば特に問題のない範囲であった。最近はスマホやカメラでの撮影がOKになってから、耳の傍でカシャカシャととても煩い。絵をたまに正面で見ることが出来て喜んでじっくりと見ていると、早くどけと言わんばかりに傍にくっついて動くのを待っている。
スキー場でスノーボードと混在で滑るようになってスキーヤーとスノーポーターの動きがお互いに読めなくて、おおいに戸惑ったり接触・衝突した頃の状態とよく似ていると感じる。
そんな不満を抱えていると、ゆっくりじっくりと楽しめないので、気持ちはがおらかになるように深呼吸しながら見て回った。
これまでも見た作品も新しい視点からの展示で印象が変わったものもある。ダービー、ブレイク、リッチモンド、ターナー、コンスタブル、ハマスホイなどの作品にはとても惹かれた。
今回は、古典絵画だけでなく、現代アートまで網羅した展示で、しかも現代アートも私には優れた作品が数多く展示されていたと思った。
とりあえず本日はチラシの紹介まで。