Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

「神奈川一水会作家展」&「菊池洋二油彩画展」

2023年05月10日 18時35分06秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等

   

 好天の中、午後になってから神奈川県民ホールで開催している「第44回 神奈川一水会作家展・一水会公募作品展」を見てきた。
 同時に一水会展にも作品を展示している「菊池洋二 油彩画展」を見てきた。会場は県民ホール向かい側の画廊。
 菊池洋二氏は、私の中学・高校の時の美術の先生。私は絵を描くことはまったく不得手で不肖の生徒であったが、美術作品の見方や美術史の講義は熱心に聴いた。とても勉強になった。有難い恩師である。
 高校卒業後、学校に足を向けることは無かったが、教師の組合と理事会の間で労働争議が起きたとき、先輩と同窓生に声をかけられて支援に入った時、組合の書記長をされていてびっくりした。それ以来ずっとお付き合いを再開した。もう退職されているが、古典の開催や一水会の展覧会は見に行って、声をかけてもらっている。
 私たちが中学1年だったか、2年だったかの時に学校を出たばかりで、私たちを教えてくれた。先生はいくつになっても先生であるが、どことなく「兄貴」的な感じが今でもする。風貌だけでなく、画風も若々しいのがうらやましい。菊池先生は何しろ行動的である。写生に国内だけでなくスペインやポルトガルにも足を延ばし、長期滞在をしながら現地で最後まで仕上げることを徹底されている。
 私は先生の構図と明るい色彩の配合、とりわけ空の描き方が気に入っている。本日も丁寧に作品の解説や、写生場所の説明をしてもらった。数点欲しい作品もあるが、いかんせん飾る場所がない。それ以前に値に追いつかない。

 



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