昼の時間帯も、喫茶店でのネット情報も、帰宅後のニュースも能登半島の豪雨被害の報告や中継。深夜から明日の昼間でまだまだ強い雨が降る予報となっている。
正月に地震のあった能登半島だが、すでに多くの被害者が報告されている。中には地震災害復旧従事者が行方不明との報道もある。とても痛ましい。
当分の間、この豪雨からは目が離せない。
しかしあの豪雨で道路冠水、河川氾濫の中を強引に通り過ぎようとする自動車の存在に驚いている。どんな理由があるのか解らないが、危険に飛び込むようなものである。
車は安全という思いこみが強いのだろうか。雨が自分の身に当たらないと不安が消えてしまうのだろうか。危険回避の思考回路が麻痺してしまうのだろうか。
車内からの危険な状況を、しかも家族連れで撮影した動画をマスコミに送信するということも私には理解できない行動である。それを垂れ流すマスコミもひどいものである。私にはともに理解不能である。
報道機関は災害時の車移動の危険をもっと前面に出して警告すべきなのではないだろうか。