とうとう私も68歳になった。毎年誕生日を迎えるたびに「とうとう〇〇歳になった」という感慨を持つようになって何年になるだろう。
自分の誕生日であるが、だが明日6日は広島原爆の日、9日は長崎原爆の日、いづれの式典も私にとっては昔から慰霊の日であり、大切にしたい日である。
大暑も8月7日まで。8月8日からは立秋となる。しかし30℃をおおきく超える日が続くので、当分は夏の気分である。
★自堕落に勤めてゐたる大暑かな 石田波郷
★病むひとの大暑のいのちかすれけり 日野草城
★山割りて自ら没す大暑の陽 中村草田男
第1句、この気分は勤め人には実によくわかった気分になる句である。いくら冷房の効いた現代の建物の中にいても、通勤・外回り・ビルの出入りでの温度差で体力を消耗する。ましてや石田波郷の生きていた時代、扇風機が主であったはずである。自然と仕事ぶりもどこか投げやりになる。私は冷房の効いた事務所内だけでなく、現場周り・調査・資材管理などが仕事だったので、出入りこそが仕事であった。夏場に何回も出入りを続けることは体力を奪う。
第2句、これもまた真夏に体力を消耗する病人をつぶさに見ている句。
第3句、この大暑の景はいい。私なら山頂からの眺めを想定してしまう。
体はヘタレ気味です。山には行きたいのですが、高い山ではなく、低山ハイキング。
膝が悲鳴を上げています。
夏の間は遠慮します。暑すぎます(*_*;