昨晩は作業で目が疲れていたが、23時からEテレで放映された「沖縄が燃えた夜-コザ暴動50年後の告白」を最後まで見入ってしまった。
1970年、19歳の私に大きな衝撃を与えたコザ暴動。当時のテレビや新聞の報道を食い入るように見、そして読んだ日々を思い出した。沖縄問題は新聞報道程度には頭に入っていたが、私に肉薄するように「沖縄」がのしかかってきた印象であった。
沖縄の置かれた状況説明や激しいデモの報道記事よりも、実際に燃え上がる米軍関係者の車や投石の様子や米軍の発砲音などの様子に、実際に基地の周辺で働く人々の思いや息遣いが伝わってきたと感じた。
5年前に沖縄に退職者会の友人と沖縄を訪れたときも、当時の現地を短時間だが訪れた。同行者と夜に「当時どんな風にそれぞれがあの事態を受け止めていたか」を話し合ったことも思い出した。
当時の写真、実に生々しかった。そしてその暴動を「基地反対派の作為」に仕立てようとした米軍と日本政府の対応のひどさが現在の沖縄の置かれた状況、現在の日本の政治の状況につながる。さらに、人身御供のように捕えられ、有罪の判決を受けさせられた4名、当時の写真に写されていた人々等々の50年が重い。
放送終了後、当時のことを思い浮かべているうちにさすがに疲れていたせいかすぐに寝入ったようだ。結局7時間半も寝た。しかし起きたときにはまだ目がショボショボしており、すっきりとは回復していなかった。顔を洗ってから15分ほどしてようやく焦点があってきたようだ。
軽い朝食後ただちに一太郎の自分なりの設定と、いくつかのアプリを再インストール、そして一昨日購入したウェブカメラを取り付け、「ズーム」をインストール。ようやくひと段落である。
ウェブカメラ、あまりに広角なので本があふれ出た本棚などが映ってしまい慌てている。
本日も退職者会の作業は休止。これよりコーヒータイムと読書タイム。