おかもとまさこのごはんBLOG

管理栄養士/国際薬膳師 岡本正子
食べものと食べ方で人生は変ります。
おいしく食べて幸せになるお手伝いをします。

薬膳を楽しむ会「冬の薬膳」腎を養う冬至メニュー

2013年12月20日 15時20分25秒 | 薬膳講座
薬膳を楽しむ会も今年最後。

先月に引き続き、冬の臓、腎を養う薬膳を作りました。
22日は冬至で、最も陰の強い日ですが、その中に陽が生まれます。
陰中の陽です。

冬至にちなみ、無病息災を祈って、かぼちゃと柚子も献立に取り入れました。


・かぼちゃと百合根のお粥
  うるち米ともち米を使います。
  かぼちゃ、百合根を入れてことこと炊きました。
  レシピはこちら

・牡蠣といかの松前蒸し
  昆布を敷いた器に、牡蠣といか、椎茸とだしを入れて、
  蒸しました。
  最後にほうれん草とクコを散らします。
  東京栄養士薬膳研究会で和田暁先生に教えていただいた
  レシピです。

・山芋グラタン
  補陽の海老を具にして、山芋とろろでホワイトソースを
  作り、グラタンに。ブロッコリー、玉ねぎを入れました。

・ホット柚子
  柚子緑茶にしようと思いましたが、会員の方が庭の柚子を
  沢山持って来てくださったので。柚子果汁と蜂蜜で
  香り高い柚子ドリンクを作りました。

・ぶどう黒豆ゼリー


腎を養うとともに、冬の寒さと乾燥から体を守る献立です。

作業中の皆さん。








柚子がたっぷりで美しい。


さあ、いただきまーす。


今年も1年ありがとうございました!
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薬膳レシピ かぼちゃ粥

2013年12月20日 15時11分49秒 | 薬膳レシピ
◆かぼちゃ粥

  冬至にぴったりの体が温まるお粥です。

 

[材 料]   4人分
米、もち米 各0.5カップ
鶏むね肉      100g
かぼちゃ      200g
百合根       1/2個
青ねぎ 2本
胡桃        10g
塩    少々

[作り方]
①米ともち米は洗って、鍋に5倍から7倍の水に入れる。
②鶏肉は細切れにする。百合根は1枚ずつはがして洗う。
かぼちゃは2cm角に切る。
③①の鍋に②を入れて、30分弱火で炊く。
④青ねぎは小口切りにする。胡桃はからいりして、すりつぶす。
 お粥をお椀に盛り、胡桃とねぎを散らす。

※百合根は入れなくても結構です。
※水は好みの量を。今回は米の6倍分量にしました。

【立法】 補気温陽

【効能】 
もち米(甘温/脾胃肺/補気)
かぼちゃ(甘温/脾胃/補気)
鶏肉(甘平/脾胃/補気)
百合根(甘微苦微寒/肺心/潤肺止咳・安神)
胡桃(甘温/腎肺大腸/補陽)
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