『奇兵隊』（1989）

『奇兵隊』（1989）
監督：斎藤武市
出演：松平健、中村雅俊、片岡鶴太郎、津川雅彦、萩原流行、堤大二郎、永島敏行、石原良純、伊藤蘭、池上季実子、伊藤麻衣子、梅宮辰夫、武田鉄矢　ほか

▼あらすじはウィキ参照

まだまだ複雑で矢継ぎ早に様々なことが起こった幕末の勉強です。
今作は高杉晋作がメインで、長州藩の桂小五郎や、薩摩藩の西郷隆盛、薩長同盟に活躍した坂本龍馬などなど、
主要なスターが勢ぞろいしてけっこうポイント押さえてる。けど、長いっ！！！
この「日本テレビ年末時代劇スペシャル」シリーズは他にも『五稜郭』『田原坂』『勝海舟』など
同時代を扱ったものがあるけど、１枚３時間近くの２枚組だと１日丸々潰れてしまう　途中何度も眠りかけたし

いろいろある中でも今作を選んだ理由はキャスティングが好みだったから。
好きな俳優、萩原流行、永島敏行が珍しく時代劇を演ってるのに注目
梅宮辰夫など絡んでくるとなんだかＶシネちっくと言えなくもない

長州＆薩摩ってただ強い勢力をふるった人たちってイメージしかなかったけど、
これを観て長州藩て長い苦労の日々をたどったってことが分かった。
薩摩藩や幕府から朝敵とされて汚名をかぶったのに、さらに藩内で保守派と改革派で争ったのは悲劇。

毎回思うけど、明治維新後、チョンマゲ＆袴から急に洋装＆短髪にした時って違和感なかったのかな？
ふつーに混在してた変遷期なんてきっと今から見たら妙だったろうに。
「木戸孝允・大村益次郎らによって、現在の靖国神社に吉田松陰・久坂玄瑞・坂本龍馬・中岡慎太郎たちと共に祀られている」てビックリ。
しかも、これだけの大きな事をやり遂げて国を変えたのが20代～30代の人たちだったってゆうのもまた驚き×5000

さだまさしが絶唱する主題歌♪冬の蝉　が冒頭からまるでエンディングみたいな雰囲気で流れる。
途中、途中の盛り上がり部にも何度も流れる。「風に聞け～っ！」て叫びが耳に残る
途中、『白虎隊』や『田原坂』の映像が流用されてるのにもビックリ（ありなのか？