『田原坂』(1987)
原作・脚本:杉山義法 監督:斉藤武市
出演:里見浩太朗、秋吉久美子、西郷輝彦、赤座美代子、坂上忍、あおい輝彦、宮川一朗太、井川比佐志、森繁久彌、多岐川裕美、萬屋錦之介、近藤正臣、風間杜夫、露口茂、丹波哲郎、勝野洋、野村宏伸、三浦浩一 ほか
主題歌:「遥かな轍」唄:堀内孝雄 作詞:小椋佳 作曲:堀内孝雄(編曲:川村栄二)
「日本テレビ年末時代劇スペシャルの第3作で西郷隆盛の半生を描いた作品。
前後編あわせて本編時間は5時間30分にも及ぶ大作で、これは全9作の中でも最長」(ウィキ参照
「雨は降る降る人馬は濡れる、越すに越されぬ田原坂」
これで明治維新前後の流れがなんとなく分かった感じ。
西郷さんといえば、ただ上野に銅像があったなくらいしか知らなかったけど、
薩摩人にとっては、まるで神か仏のように信奉されてたなんて驚いた。これは宗教だ。
維新を引っ張っていったのに、最期は意にそぐわない西南戦争(最後の内戦)に駆り立てられたのも運命か。
すごい貧しい暮らしをして、2度も島流し
に遭って、その島の女性と結婚し2人の子どもをもうけ、
その後、家のためにイトと結婚し子どもをもうけたこと、大久保利通とよきライバルだがのち決裂したこと。
単に改革で活躍したってだけじゃない、愚直なまでに情けをもって、とても人間味のある人物に描かれていてかなり好印象に変わった。
維新の立役者も、武士魂をかついだ士族たちも大勢死んで、結果的に日本の国際化はより進むことになったって印象が残った。
それにしても、こんなに死にたがる大勢の人たちがいるだろうか?


国、君、君主のため忠義を尽くして命を落とすことこそが誉れ、誇りってゆうベースがあったから
この先世界を相手に、内戦の幾万倍もの犠牲者を出すより大きく悲惨な戦争へと突っ走っていったんだろう。
「生き恥を晒す」とかってよりカッコいい死に場所と理由を探して我先に死んでゆく姿は、
今見たら狂気の沙汰にしか見えない。
「ありもはん」て薩摩弁?がとっても気に入ってしまった
西郷さんは前線にまで愛犬
を連れていったのか?茶と黒2匹の名前は「シロ」と「クロ」になってた。
それが驚いたことに、昨日仲見世で見た愛ちゃんとモジャくんに瓜二つ
!!!驚×5000
こんなシンクロってあるだろうか・・・???
散々涙、涙で感動した半生のドラマのラストで、上野に銅像が造られたその除幕式で
妻イトが「こげん人じゃなかとよ」とつぶやいたシーンは皮肉だ
歴史上の人物の肖像画や銅像が世界中にあって、そのイメージで見てるけれども、
けっこう本人や友人が見たら「全然違うんですけど?
」てゆうのも多いんじゃないかな。
ちょっとわがままな女性の役が多いイメージのある秋吉久美子演じる、
苦労も厭わず、肝の据わった九州女イトの演技は意外でよかった。
原作・脚本:杉山義法 監督:斉藤武市
出演:里見浩太朗、秋吉久美子、西郷輝彦、赤座美代子、坂上忍、あおい輝彦、宮川一朗太、井川比佐志、森繁久彌、多岐川裕美、萬屋錦之介、近藤正臣、風間杜夫、露口茂、丹波哲郎、勝野洋、野村宏伸、三浦浩一 ほか
主題歌:「遥かな轍」唄:堀内孝雄 作詞:小椋佳 作曲:堀内孝雄(編曲:川村栄二)
「日本テレビ年末時代劇スペシャルの第3作で西郷隆盛の半生を描いた作品。
前後編あわせて本編時間は5時間30分にも及ぶ大作で、これは全9作の中でも最長」(ウィキ参照
「雨は降る降る人馬は濡れる、越すに越されぬ田原坂」
これで明治維新前後の流れがなんとなく分かった感じ。
西郷さんといえば、ただ上野に銅像があったなくらいしか知らなかったけど、
薩摩人にとっては、まるで神か仏のように信奉されてたなんて驚いた。これは宗教だ。
維新を引っ張っていったのに、最期は意にそぐわない西南戦争(最後の内戦)に駆り立てられたのも運命か。
すごい貧しい暮らしをして、2度も島流し

その後、家のためにイトと結婚し子どもをもうけたこと、大久保利通とよきライバルだがのち決裂したこと。
単に改革で活躍したってだけじゃない、愚直なまでに情けをもって、とても人間味のある人物に描かれていてかなり好印象に変わった。
維新の立役者も、武士魂をかついだ士族たちも大勢死んで、結果的に日本の国際化はより進むことになったって印象が残った。
それにしても、こんなに死にたがる大勢の人たちがいるだろうか?



国、君、君主のため忠義を尽くして命を落とすことこそが誉れ、誇りってゆうベースがあったから
この先世界を相手に、内戦の幾万倍もの犠牲者を出すより大きく悲惨な戦争へと突っ走っていったんだろう。
「生き恥を晒す」とかってよりカッコいい死に場所と理由を探して我先に死んでゆく姿は、
今見たら狂気の沙汰にしか見えない。
「ありもはん」て薩摩弁?がとっても気に入ってしまった

西郷さんは前線にまで愛犬

それが驚いたことに、昨日仲見世で見た愛ちゃんとモジャくんに瓜二つ

こんなシンクロってあるだろうか・・・???
散々涙、涙で感動した半生のドラマのラストで、上野に銅像が造られたその除幕式で
妻イトが「こげん人じゃなかとよ」とつぶやいたシーンは皮肉だ

歴史上の人物の肖像画や銅像が世界中にあって、そのイメージで見てるけれども、
けっこう本人や友人が見たら「全然違うんですけど?

ちょっとわがままな女性の役が多いイメージのある秋吉久美子演じる、
苦労も厭わず、肝の据わった九州女イトの演技は意外でよかった。