■NHK杯フィギュアスケート2015 男子ショート@ビッグハット(長野市)
世界8カ国から55人のスケーターが集結。
長野で開催されるのは6年ぶり4回目。1998年のオリンピックでは、アイスホッケーが行われた。
このリンクと席の感じなら、どこからでもよく選手が見えそうだな。
選手が泊まってるホテルも、もしかしたら、自分の実家の近くかもしれないと思うとなんだかフシギ/驚
羽生くんはSPに4回転2回入れるプログラムに変えた/驚
Q:演技構成を変えた理由
ピョンチャンオリンピックまで見据えて、この試合も大事だが、自分を成長させるためには、やはり早い段階からやらなきゃいけないと思うし、
ほんとに挑戦っていう意味がこもっている。
自分が見せたいこと、表現したいことすべてをみなさんに見てもらって、
羽生結弦ちょっとでも変わったなって思われるような演技ができたらいいなと思います。
例えば、あのミスがあったからとか、金博洋選手を意識してるんじゃないかとか、
または後半のトゥーループ、ルッツがあまり安定していなかったので昨年から、
それを回避するために4回転2本にしたんじゃないかという捉え方もあるかもしれないけれども、
きっかけとしてミスがあったというのもないじゃないけれども、今回、挑戦という形で頑張りたいなと思っています。
*
特設スタジオはリンクから近い!!
鈴木明子ちゃん×織田くんと、真面目なHNKアナ。
修造さんじゃないから、テンション低いのがなんだかリズムが狂うw
解説は、長野オリンピック、ソルトレイクシティオリンピックに出場した本田武史さん。
出場12名全員が4回転を入れたプログラム!
ジェイソン・ブラウン(アメリカ)の欠場で急遽出場が決まったブレンダン・ケリー。あの明るい笑顔が見れないのは寂しいなあ。
【第1グループ】
SPには7つの要素が必要。
金博洋が中国大会で成功させた4回転ルッツ×3トゥーループ(17.90点+加点)が注目。
●ブレンダン・ケリー(オーストラリア 21)
♪ブルー・ドラッグ ほか GPシリーズデビュー戦。第一滑走といえど、なんとも人懐っこい笑顔からのスタート。
4回転トゥーループ×3は単独に開いた。トリプルアクセルも着氷が乱れた。
コンビネーションにしてまたバランスが崩れた。ステップシークエンス、明るいジャズで楽しい演技。
アメリカ大会でレヴェル4をとったコンビネーションスピンは安定。ガッカリ顔。
●グラント・ホクスタイン(アメリカ 25)
♪ふたつの夕暮れ 今シーズンが5年ぶりのGPシリーズながら中国大会で4位。
4回転トゥーループ軸が曲がった。トリプルアクセルはキレイ。キャメルスピン柔らかい。
イーグル、3×2に、流れるインストルメンタル曲に感情をこめたステップシークエンスも丁寧。
コンビネーションスピンでウンとひとつうなづいた。PB74.30。
本田「海外はコストナーなど逆(右)回転の選手が多い」
●エラジ・バルデ(カナダ 25)
♪ハーレムのエコー デュークかあ。セクスィなホーン。4回転トゥーループは開いた。
トリプルアクセルはキレイ。個性的なルックスに合った選曲。3×3は決まった。
いい笑顔でステップシークエンス。コール&レスポンスもホーンだけの曲なんだ/驚
コンビネーションスピンでフィニッシュ。満足な笑顔。
本田「4回転は、これまでマイナス3が、今シーズンからマイナス4のルールになってリスクが上がった」
●田中刑事
♪ブエノスアイレスの春 大きな声援、国旗もひらめく。それにしても日本の観客は大人しいというか行儀がいい。
4回転サルコウ決まった! トリプルアクセルも成功! タンゴの表現に磨きをかけた。
2×3になった、男っぽいステップシークエンス、コンビネーションスピンでフィニッシュ。
ちょっと悔しさが残る様子でキス&クライへ。PB73.74。
●シャフィク・ベセギエ(フランス 26)
♪Una mattina 意外と20代半ばの選手が多いな。4×2になった。トリプルアクセル、これでも加点はもらえないのかあ・・・
独特な振りつけ、3ルッツ、急にロック調に変わり、体を上下に大きく動かしてステップシークエンス、
足替えシットスピンでフィニッシュ。PB72.51。
●金博洋(中国 18)
♪タンゴ・アモーレ キンハクヨウとボウヤンジンて呼び方があるのね。最初からキレのある動き。
4×3は鳥のように跳んだ、素晴らしい トリプルアクセルも完璧。これは本当に脅威。
ステップシークエンスもキレキレ。そして後半にも4回転があるプログラム。
4回転トゥーループも、まったく文句のつけようがない/驚×∞ コンビネーションスピンから決めポーズまで、なんて選手だ!
そのうち5回転なんて時代が来るんじゃないか?
本田「浮き上がり、軸の細さ、おりた後の流れもいい。後半は1.1倍なので12点、ジャンプだけで30点以上狙えるプログラム」
中国大会の90.05を上回るか? PB95.64 Oh, my GOD!! 1人だけ別格の点数をたたき出した。
その演技を見つめるゆづくんが映った。挑戦精神に火をつけた? 体調はどうだろう?
いつも通り、指をさしながらイメトレして直前練習している。
[第2グループ]
本田「やはり羽生選手は挑戦することによって強くなっていった選手なので、
こういった難しいプログラムをやることでより一層輝くんじゃないかと思います」
●リチャード・ドーンブッシュ(アメリカ)
♪映画『ムーラン・ルージュ』より あれ、最初の選手に似てないか? 4回転トゥーループはギリこらえた。と思ったら手をついてた。
天井カメラの映像は目が回る・・・ トリプルアクセルは手をついた。コンビネーションスピン、
3×3成功(あれ、回転不足?)、足替えシットスピン、曲の壮大さを表現するステップシークエンス。ガッカリ顔。
GOEはプラスマイナス3点。ステップの中にはターンの要素もしっかり入れないといけないのね。PB78.20。
●コンスタンチン・ミンショフ(ロシア 32)
♪Rotting Romance 彼もSPで4回転2回用意している。4×3は3×3に、4回転サルコウはキレイに入った。
自信をもって跳んでる。トリプルアクセルも勢い余る感じ。ステップシークエンス、コンビネーションスピン、
長い選手生活の中でどんどんレヴェルが上がって、ルールもどんどん変わっても、なおトップにいるってスゴイなあ!
何気に女性の顔の入った衣装も独特。あら、BGMにコアーズの私が好きな曲が流れてる。♪so young now~ 79.79。
ゆづくんが、持病の喘息のクスリを使ってる映像が流れた。彼の影の努力、挑戦は、華やかな舞台だけじゃない。
それが氷山の一角だと分かる一瞬。本人は、何があっても言い訳をしないけれども。
●無良祟人
♪黒い瞳 4回転は単独で決まった。代名詞のトリプルアクセルはジャッジ前で堂々と成功。
手拍子の応援が起こる。3×3コンビネーションをここに入れた。見せ場のステップシークエンスはチャーリー・ホワイト振り付け。
「こんなに細かくステップが踏めるのかというステップ」
決めポーズで大歓声。投げ込まれるたくさんの花とプレゼント。
持ち前のポジティヴな明るさ、男気ある色気、精神的にいつも安定してるし、頼もしい日本代表の1人。
PB88.29。なぜか手を合わせて2礼した。
インタビュー:
ミスなく、冒頭の4回転と、最後のルッツ×トゥーループはもう少し下り方がキレイにいったら加点がついてたと思うと悔しい。
周りが4回転ガンガン跳ぶ中で、プログラムをしっかり評価してもらえたのはすごく嬉しい。
今の調子を、明日もしっかり諦めないで、やりきりたいと思います。
●ミハル・ブレジナ(チェコ共和国)
♪今宵の君は ジャズナンバー。トリプルアクセルは高さと余裕があった。4回転サルコウはステッピングアウト、3×2になった。
軽やかな曲調に合わせた羽のようなステップシークエンス、フライングシットスピン、
コンビネーションスピンも軽やか。ニヤっと笑って、美青年ぶりを充分に発揮。PB81.64。
本田「転倒は減点になるので、ステッピングアウトは最小限のミスにおさめた」
●マキシム・コフトゥン(ロシア 20)
♪アイ・キャント・ダンス/ジェネシス こないだ恋人と熱烈キスシーンしてたねw
フランス大会でSPだけの得点が加算された。ギターの衣装が今日もキマってる。
4×3跳んだ、次の4回転トゥーループはバランス崩れた。トリプルアクセルで転倒。
最初のアクティヴな動きからロック色の濃い好きなプログラムだな。ステップシークエンスも観ていて面白い。
足替えシットスピン、コンビネーションスピン。うつむく。基礎点は入るんだ。82.27。現3位。
●羽生結弦
♪ショパン「バラード第1番」 コフトゥンが戻る前に厳しい表情でリンクに入った。
コーチと握手して、屈伸しつつリンクに入り、十字を切るようなポーズとかルーティンがいろいろある。
長い瞑想のためからスタート。4回転サルコウ、軸が曲がったかと思ったが成功。
4×3決まった、ヨシ 柔らかいスピン。後半のトリプルアクセルも完璧。
足替えシットスピン、細かいピアノの調べにあわせたステップシークエンス、
コンビネーションスピン、ノーミス出た。ショパンのバラードとは思えない鬼の形相でのフィニッシュ。
やっと手拍子を叩いて、満足な笑顔。これが日本のオリンピックチャンプだぜv
本田「攻めたプログラムを見事に成功させましたね。これは100点を超えてくる演技」
ゆづくんのSPのPBは、ソチで出した101.45、これは世界最高記録。
日本には、真央ちゃんとともに、天才が2人もいるという誇り。
いつもは心臓がドキドキしながら試合を観るけど、今回はなぜか彼の最高の演技が待ち遠しかった。
本田「ジャンプだけでなく、スピンでもレヴェル4がとれる選手なので。プログラム全体に強さがありました」
自分の形相を見て笑うキス&クライのゆづくん。
また出ちゃいました世界最高得点。一番驚いていたのはオーサーさん/爆 「OH!!」
PB106.33で文句のつけようのないショート1位通過。
そのままインタビューへ。
この方がゆづくんのメンタル、体調をいつも整えてくれているんだな
Q:ものすごい得点が出ましたね。
一生懸命やったんで、点数よりも、今日のジンクスというか、このプログラムでなかなかノーミス出来なかったっていうのが
まずは晴らせて良かったなという風に思います。
Q:挑戦と位置づけている今年のNHK杯ですけれども、いい挑戦は出来ていますか?
いや、もう挑戦したかったとかいうのを抜きにして、一生懸命練習してきたことが間違ってなかったって感じがあったので、
驚きや嬉しさというよりは、まずは、ちょっとほっとしたという感じです。
Q:金選手も高い得点でしたが、その辺の意識はありました?
普通は意識するなと言われるところですが、最終滑走だったので必然的に見えましたし、
もう絶対抜かしてやるぞ、見てろよってやってましたw
(やっぱ思ってたんだw “負けず嫌い”てスポーツ選手には必須条件かもねw
Q:それをちゃんと力に変えましたね
それが良かったのかは分かりませんけれども、ひと言いえるとしたら、
ここまで練習を支えてくださったクリケットの先生(?)はじめ、多くの方々に感謝したいと思っています。
(なんだかもう優勝インタビューみたいw
Q:明日のフリーに向けて
まだ終わったばっかりですけれども、しっかり気持ちを切り替えて、明日こそ大切なフリーなので、頑張りたいと思います。
ショートは1位羽生結弦、2位金、3位無良祟人、イイねえ! 日本人ダブル表彰状イケるか!?
応援の大弾幕もそれぞれ凝ってる。
本田「フリーでは目標としている300点超えも見えてくるのでは?」
織田「長野に来て、この演技を見れてよかったあ! 4回転でこらえられたのは羽生選手の強さ
4×3も久しぶりに完璧な4回転を観たなって感じ。スピンの入り方も速くて、軸をすぐ捉えられる。
もう早く立ち上がって、拍手したかった!」
金選手について:
織田「この4回転はシビれましたねえ! ハイレヴェルな戦いですねえ。僕ほんとに現役じゃなくてよかったと思いました」w
(ここに修造さんがいたらとんでもないことになってたなw
*
ビッグハットでは、子どもたちのスケート教室も行っている。おお、キャシー!が先生。
織田「リードさんは教えるのがとても上手な先生なので、みんなとても楽しかったんじゃないかと思います」
「上手に滑れてよかったです」
「将来の夢は・・・スケート選手かな」
スターアスリートは、いつでも子どもたちに夢を与えてくれる存在なんだ
織田くんがスケートを始めたのは幼稚園の時。「母がコーチだったので、目覚めたらもう知らないうちに氷に立ってたって感じ」w
鈴木さんは6歳の時から。「滑るのが楽しくて始めたので、スケートが好きって気持ちは今でも変わらないですね」
アナ「最初に感じた思いというのは本当に大事だということなんですね」
羽生 出た世界最高!初挑戦4回転2発完璧 前人未到300点いける
“スケートカナダに向けた調整では数年ぶりに持病のぜんそくの発作に襲われ、追い込んだトレーニングができなかった。
NHK杯までの約1カ月は体調の不安もなく、拠点のカナダ・トロントで計画通りの練習を積んだ。
「とにかく一生懸命、キツイ練習をこなしてきました」全て9点台だった5項目の演技点46・89点も自己最高だ。
「現五輪王者として連覇をするためには圧倒的に強くならないといけない」”
世界8カ国から55人のスケーターが集結。
長野で開催されるのは6年ぶり4回目。1998年のオリンピックでは、アイスホッケーが行われた。
このリンクと席の感じなら、どこからでもよく選手が見えそうだな。
選手が泊まってるホテルも、もしかしたら、自分の実家の近くかもしれないと思うとなんだかフシギ/驚
羽生くんはSPに4回転2回入れるプログラムに変えた/驚
Q:演技構成を変えた理由
ピョンチャンオリンピックまで見据えて、この試合も大事だが、自分を成長させるためには、やはり早い段階からやらなきゃいけないと思うし、
ほんとに挑戦っていう意味がこもっている。
自分が見せたいこと、表現したいことすべてをみなさんに見てもらって、
羽生結弦ちょっとでも変わったなって思われるような演技ができたらいいなと思います。
例えば、あのミスがあったからとか、金博洋選手を意識してるんじゃないかとか、
または後半のトゥーループ、ルッツがあまり安定していなかったので昨年から、
それを回避するために4回転2本にしたんじゃないかという捉え方もあるかもしれないけれども、
きっかけとしてミスがあったというのもないじゃないけれども、今回、挑戦という形で頑張りたいなと思っています。
*
特設スタジオはリンクから近い!!
鈴木明子ちゃん×織田くんと、真面目なHNKアナ。
修造さんじゃないから、テンション低いのがなんだかリズムが狂うw
解説は、長野オリンピック、ソルトレイクシティオリンピックに出場した本田武史さん。
出場12名全員が4回転を入れたプログラム!
ジェイソン・ブラウン(アメリカ)の欠場で急遽出場が決まったブレンダン・ケリー。あの明るい笑顔が見れないのは寂しいなあ。
【第1グループ】
SPには7つの要素が必要。
金博洋が中国大会で成功させた4回転ルッツ×3トゥーループ(17.90点+加点)が注目。
●ブレンダン・ケリー(オーストラリア 21)
♪ブルー・ドラッグ ほか GPシリーズデビュー戦。第一滑走といえど、なんとも人懐っこい笑顔からのスタート。
4回転トゥーループ×3は単独に開いた。トリプルアクセルも着氷が乱れた。
コンビネーションにしてまたバランスが崩れた。ステップシークエンス、明るいジャズで楽しい演技。
アメリカ大会でレヴェル4をとったコンビネーションスピンは安定。ガッカリ顔。
●グラント・ホクスタイン(アメリカ 25)
♪ふたつの夕暮れ 今シーズンが5年ぶりのGPシリーズながら中国大会で4位。
4回転トゥーループ軸が曲がった。トリプルアクセルはキレイ。キャメルスピン柔らかい。
イーグル、3×2に、流れるインストルメンタル曲に感情をこめたステップシークエンスも丁寧。
コンビネーションスピンでウンとひとつうなづいた。PB74.30。
本田「海外はコストナーなど逆(右)回転の選手が多い」
●エラジ・バルデ(カナダ 25)
♪ハーレムのエコー デュークかあ。セクスィなホーン。4回転トゥーループは開いた。
トリプルアクセルはキレイ。個性的なルックスに合った選曲。3×3は決まった。
いい笑顔でステップシークエンス。コール&レスポンスもホーンだけの曲なんだ/驚
コンビネーションスピンでフィニッシュ。満足な笑顔。
本田「4回転は、これまでマイナス3が、今シーズンからマイナス4のルールになってリスクが上がった」
●田中刑事
♪ブエノスアイレスの春 大きな声援、国旗もひらめく。それにしても日本の観客は大人しいというか行儀がいい。
4回転サルコウ決まった! トリプルアクセルも成功! タンゴの表現に磨きをかけた。
2×3になった、男っぽいステップシークエンス、コンビネーションスピンでフィニッシュ。
ちょっと悔しさが残る様子でキス&クライへ。PB73.74。
●シャフィク・ベセギエ(フランス 26)
♪Una mattina 意外と20代半ばの選手が多いな。4×2になった。トリプルアクセル、これでも加点はもらえないのかあ・・・
独特な振りつけ、3ルッツ、急にロック調に変わり、体を上下に大きく動かしてステップシークエンス、
足替えシットスピンでフィニッシュ。PB72.51。
●金博洋(中国 18)
♪タンゴ・アモーレ キンハクヨウとボウヤンジンて呼び方があるのね。最初からキレのある動き。
4×3は鳥のように跳んだ、素晴らしい トリプルアクセルも完璧。これは本当に脅威。
ステップシークエンスもキレキレ。そして後半にも4回転があるプログラム。
4回転トゥーループも、まったく文句のつけようがない/驚×∞ コンビネーションスピンから決めポーズまで、なんて選手だ!
そのうち5回転なんて時代が来るんじゃないか?
本田「浮き上がり、軸の細さ、おりた後の流れもいい。後半は1.1倍なので12点、ジャンプだけで30点以上狙えるプログラム」
中国大会の90.05を上回るか? PB95.64 Oh, my GOD!! 1人だけ別格の点数をたたき出した。
その演技を見つめるゆづくんが映った。挑戦精神に火をつけた? 体調はどうだろう?
いつも通り、指をさしながらイメトレして直前練習している。
[第2グループ]
本田「やはり羽生選手は挑戦することによって強くなっていった選手なので、
こういった難しいプログラムをやることでより一層輝くんじゃないかと思います」
●リチャード・ドーンブッシュ(アメリカ)
♪映画『ムーラン・ルージュ』より あれ、最初の選手に似てないか? 4回転トゥーループはギリこらえた。と思ったら手をついてた。
天井カメラの映像は目が回る・・・ トリプルアクセルは手をついた。コンビネーションスピン、
3×3成功(あれ、回転不足?)、足替えシットスピン、曲の壮大さを表現するステップシークエンス。ガッカリ顔。
GOEはプラスマイナス3点。ステップの中にはターンの要素もしっかり入れないといけないのね。PB78.20。
●コンスタンチン・ミンショフ(ロシア 32)
♪Rotting Romance 彼もSPで4回転2回用意している。4×3は3×3に、4回転サルコウはキレイに入った。
自信をもって跳んでる。トリプルアクセルも勢い余る感じ。ステップシークエンス、コンビネーションスピン、
長い選手生活の中でどんどんレヴェルが上がって、ルールもどんどん変わっても、なおトップにいるってスゴイなあ!
何気に女性の顔の入った衣装も独特。あら、BGMにコアーズの私が好きな曲が流れてる。♪so young now~ 79.79。
ゆづくんが、持病の喘息のクスリを使ってる映像が流れた。彼の影の努力、挑戦は、華やかな舞台だけじゃない。
それが氷山の一角だと分かる一瞬。本人は、何があっても言い訳をしないけれども。
●無良祟人
♪黒い瞳 4回転は単独で決まった。代名詞のトリプルアクセルはジャッジ前で堂々と成功。
手拍子の応援が起こる。3×3コンビネーションをここに入れた。見せ場のステップシークエンスはチャーリー・ホワイト振り付け。
「こんなに細かくステップが踏めるのかというステップ」
決めポーズで大歓声。投げ込まれるたくさんの花とプレゼント。
持ち前のポジティヴな明るさ、男気ある色気、精神的にいつも安定してるし、頼もしい日本代表の1人。
PB88.29。なぜか手を合わせて2礼した。
インタビュー:
ミスなく、冒頭の4回転と、最後のルッツ×トゥーループはもう少し下り方がキレイにいったら加点がついてたと思うと悔しい。
周りが4回転ガンガン跳ぶ中で、プログラムをしっかり評価してもらえたのはすごく嬉しい。
今の調子を、明日もしっかり諦めないで、やりきりたいと思います。
●ミハル・ブレジナ(チェコ共和国)
♪今宵の君は ジャズナンバー。トリプルアクセルは高さと余裕があった。4回転サルコウはステッピングアウト、3×2になった。
軽やかな曲調に合わせた羽のようなステップシークエンス、フライングシットスピン、
コンビネーションスピンも軽やか。ニヤっと笑って、美青年ぶりを充分に発揮。PB81.64。
本田「転倒は減点になるので、ステッピングアウトは最小限のミスにおさめた」
●マキシム・コフトゥン(ロシア 20)
♪アイ・キャント・ダンス/ジェネシス こないだ恋人と熱烈キスシーンしてたねw
フランス大会でSPだけの得点が加算された。ギターの衣装が今日もキマってる。
4×3跳んだ、次の4回転トゥーループはバランス崩れた。トリプルアクセルで転倒。
最初のアクティヴな動きからロック色の濃い好きなプログラムだな。ステップシークエンスも観ていて面白い。
足替えシットスピン、コンビネーションスピン。うつむく。基礎点は入るんだ。82.27。現3位。
●羽生結弦
♪ショパン「バラード第1番」 コフトゥンが戻る前に厳しい表情でリンクに入った。
コーチと握手して、屈伸しつつリンクに入り、十字を切るようなポーズとかルーティンがいろいろある。
長い瞑想のためからスタート。4回転サルコウ、軸が曲がったかと思ったが成功。
4×3決まった、ヨシ 柔らかいスピン。後半のトリプルアクセルも完璧。
足替えシットスピン、細かいピアノの調べにあわせたステップシークエンス、
コンビネーションスピン、ノーミス出た。ショパンのバラードとは思えない鬼の形相でのフィニッシュ。
やっと手拍子を叩いて、満足な笑顔。これが日本のオリンピックチャンプだぜv
本田「攻めたプログラムを見事に成功させましたね。これは100点を超えてくる演技」
ゆづくんのSPのPBは、ソチで出した101.45、これは世界最高記録。
日本には、真央ちゃんとともに、天才が2人もいるという誇り。
いつもは心臓がドキドキしながら試合を観るけど、今回はなぜか彼の最高の演技が待ち遠しかった。
本田「ジャンプだけでなく、スピンでもレヴェル4がとれる選手なので。プログラム全体に強さがありました」
自分の形相を見て笑うキス&クライのゆづくん。
また出ちゃいました世界最高得点。一番驚いていたのはオーサーさん/爆 「OH!!」
PB106.33で文句のつけようのないショート1位通過。
そのままインタビューへ。
この方がゆづくんのメンタル、体調をいつも整えてくれているんだな
Q:ものすごい得点が出ましたね。
一生懸命やったんで、点数よりも、今日のジンクスというか、このプログラムでなかなかノーミス出来なかったっていうのが
まずは晴らせて良かったなという風に思います。
Q:挑戦と位置づけている今年のNHK杯ですけれども、いい挑戦は出来ていますか?
いや、もう挑戦したかったとかいうのを抜きにして、一生懸命練習してきたことが間違ってなかったって感じがあったので、
驚きや嬉しさというよりは、まずは、ちょっとほっとしたという感じです。
Q:金選手も高い得点でしたが、その辺の意識はありました?
普通は意識するなと言われるところですが、最終滑走だったので必然的に見えましたし、
もう絶対抜かしてやるぞ、見てろよってやってましたw
(やっぱ思ってたんだw “負けず嫌い”てスポーツ選手には必須条件かもねw
Q:それをちゃんと力に変えましたね
それが良かったのかは分かりませんけれども、ひと言いえるとしたら、
ここまで練習を支えてくださったクリケットの先生(?)はじめ、多くの方々に感謝したいと思っています。
(なんだかもう優勝インタビューみたいw
Q:明日のフリーに向けて
まだ終わったばっかりですけれども、しっかり気持ちを切り替えて、明日こそ大切なフリーなので、頑張りたいと思います。
ショートは1位羽生結弦、2位金、3位無良祟人、イイねえ! 日本人ダブル表彰状イケるか!?
応援の大弾幕もそれぞれ凝ってる。
本田「フリーでは目標としている300点超えも見えてくるのでは?」
織田「長野に来て、この演技を見れてよかったあ! 4回転でこらえられたのは羽生選手の強さ
4×3も久しぶりに完璧な4回転を観たなって感じ。スピンの入り方も速くて、軸をすぐ捉えられる。
もう早く立ち上がって、拍手したかった!」
金選手について:
織田「この4回転はシビれましたねえ! ハイレヴェルな戦いですねえ。僕ほんとに現役じゃなくてよかったと思いました」w
(ここに修造さんがいたらとんでもないことになってたなw
*
ビッグハットでは、子どもたちのスケート教室も行っている。おお、キャシー!が先生。
織田「リードさんは教えるのがとても上手な先生なので、みんなとても楽しかったんじゃないかと思います」
「上手に滑れてよかったです」
「将来の夢は・・・スケート選手かな」
スターアスリートは、いつでも子どもたちに夢を与えてくれる存在なんだ
織田くんがスケートを始めたのは幼稚園の時。「母がコーチだったので、目覚めたらもう知らないうちに氷に立ってたって感じ」w
鈴木さんは6歳の時から。「滑るのが楽しくて始めたので、スケートが好きって気持ちは今でも変わらないですね」
アナ「最初に感じた思いというのは本当に大事だということなんですね」
羽生 出た世界最高!初挑戦4回転2発完璧 前人未到300点いける
“スケートカナダに向けた調整では数年ぶりに持病のぜんそくの発作に襲われ、追い込んだトレーニングができなかった。
NHK杯までの約1カ月は体調の不安もなく、拠点のカナダ・トロントで計画通りの練習を積んだ。
「とにかく一生懸命、キツイ練習をこなしてきました」全て9点台だった5項目の演技点46・89点も自己最高だ。
「現五輪王者として連覇をするためには圧倒的に強くならないといけない」”