メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

水木サンニュースまとめ

2015-12-11 17:44:47 | マンガ&アニメ
@ZIP!
 

 
水木「大勢の人間が来て、写真を映すのには非常に驚いています」

 
玄関先でも号泣してる奥さんが悲痛だった。こんなところまで撮らなくてもいいのに


 

 
この映画出演以来、吹石さんの理想の夫婦像となっている


Q:天皇陛下からはどんな話がありましたか?
 


水木「私には空気みたいなもので。目には見えないけど、大変な努力をしているんでしょうね」


 









@週刊ニュース深読み
 

 



@あさイチ


 


H22のインタビュー
 

「易いようで難しい。妙なもんですよ。
 結婚しなくても幸せになれる場合は多いし、結婚しても失敗する場合もあるし。
 私が見てるところ、神の采配で決まるんじゃないのかな」

(ここで笑いが起きたけど、ほんとスピリチュアル的だと思う。
 水木サンは表情豊かに、真面目に面白いことを言うから、冗談に聞こえても、すべて真理なんだ



 

「実は誰でも食べるけど、皮はもったいないでしょ。食べたいけど、不味いんです。
 捨てられるようなバナナを買ってくるんです」

 

 

有働「奥さまのどこに魅かれたんですか?」

 

 

 

「大変な年月だと思ったけど、現実もう近づいてしまったいるからね。健康が続くかぎり描きますよ」

その後、有働アナの元に1通のハガキが届いた。直筆の鬼太郎!!



21歳で出征。ラバウルで左腕を失った


 



 

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少年探偵シリーズ11『鉄塔王国の恐怖』(ポプラ社)

2015-12-11 17:43:00 | 
少年探偵シリーズ11『鉄塔王国の恐怖』(ポプラ社)
江戸川乱歩/作 柳瀬茂/カバー絵・挿し絵 1970年初版 1995年第33刷 700円

※notes and movies(1999.4~ part1)からの転記。
「作家別」カテゴリーに追加しました。

このシリーズを読んでいると、いつもデジャヴ現象にとりつかれる。
ほとんど読んだから、前半が他のを流用しているなんてあり得るだろうか!?

でも、後半はとってもステキな怪人二十面相独特のおマヌケぶりが存分に楽しめる
ラスト、死んだっぽいけど、死んでないよね。懲りない人だ・・・


あらすじ(ネタバレ注意

麹町にカラクリじいさんに化けた怪人二十面相(すでにバレバレ)に会う小林少年。
(乱歩はこうゆうカラクリが大好きだったんだね

銀座に巨大カブトムシが出現
荻窪の高橋宅に、息子・賢二と引き換えに一千万円よこせと脅迫する。

明智に助けを求めに行くが、小林少年とともに落とし穴にハマる書生。
「探偵七つ道具」から“伸びる棒(縄バシゴ)”で脱出。

賊のクルマのトランク(“荷物を入れる所”と補足あり)に潜み、
タバコの麻酔にかかった高橋氏を救出。

でも、小林少年はカブトムシをかぶせられて恥をかく。
折り畳み式のカブトムシに入れられ、まんまと誘拐。

ここで明智登場。

電話線の工夫も解明。
お金と賢二くんを交換し、刑事が取り囲むとカブトムシの中は空。またスピーカーのトリック。
それを知っていて、女乞食に変装していた明智。

同じく、小林少年はトランクに入って、アジトの鉄塔をつきとめる。
帰ることもできずに山小屋の猟師に世話になり、伝書鳩を飛ばし、
黒タイツに身を包み、鉄塔に侵入。

すると「カブトムシ大王」は、自らカブトムシをかぶって天井まで這って見せ、
少年カブトムシ軍団を鍛えていた

子ども相手に「わしよりうまい奴はいない!」

“よほど練習しなきゃできない技で20分思う存分這い回り”、
出てきた時は、“顔は汗でビッショリです”爆×5000

哀れに思ってw身代わりになった小林少年は、うますぎてすぐバレ(!)、屋上に閉じ込められる。

余裕の小林少年は、賢二くんと学科のおさらいまでして時間をつぶし、
電灯で信号をやりとりして、長野県警察のヘリに救出される。

明智に追い詰められて、怪人二十面相はカブトムシをかぶって天井にくっついていたが力尽きて落ちる
人質もいなくなって、やむなく鉄塔からカブトムシのまま飛び降りてジ・エンド。

「9時ちょっきりに来い!」っていうセリフも可笑しい。

たまに古い日本語があるのと、いろんな都内の聴き慣れた町の名前が登場するのがまたイイんだよね。
今回も大活躍の小林少年と「探偵七つ道具」v

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少年探偵シリーズ14『黄金豹』(ポプラ社)

2015-12-11 17:42:00 | 
少年探偵シリーズ14『黄金豹』(ポプラ社)
江戸川乱歩/作 柳瀬茂/カバー絵・挿し絵 1964年初版 1993年第40刷 700円

※notes and movies(2001.8~ part5)からの転記。
「作家別」カテゴリーに追加しました。

久々再会したこのシリーズ。

今回はそんなに凝ったトリック、目新しい展開はなかった。
ありがちな怪人二十面相のやり口

特筆すべきは、明智事務所が、町の高級アパートに移転して、
奥さんが入院して長く、小林少年と2人暮らし状態ということ。


あらすじ(ネタバレ注意

銀座のはずれで発見された黄金豹と怪老人。

その後、宝石店や銀行を襲い、小林くんの友人・園田くんの父の豹コレクションから
宝石だらけの逸品を盗む予告をしたまではよかったが、
いかにも怪しい助造じいさんが犯人だと小林少年に見破られる。

再び宝石を狙って、寝台車に現れる。
次に狙われた宝石をもつ男が明智に協力を頼み、
忍び入った豹が金庫をあけたら、中にも豹が!

逃げた豹が入った猫屋敷には、猫娘と猫母がいる

落とし穴にハマった小林少年は、明智に救われ、今までのトリックをすべて話す。
人がかぶっていた+犬に皮をかぶせていた()+皮のみ。

ついでに男は怪人二十面相だと見破る。
警官に囲まれて、仲間ごと捕らえられるが、
まだ続編があるのは、その都度脱走してるってことか


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少年探偵シリーズ36『影男』(ポプラ社)

2015-12-11 17:41:00 | 
少年探偵シリーズ36『影男』(ポプラ社)
江戸川乱歩/作 吉田郁也/カバー絵 中村猛男/挿し絵 1971年初版 1989年第27刷 618円

※notes and movies(1999.4~ part1)からの転記。
「作家別」カテゴリーに追加しました。

面白かった
3人の怪しいそれぞれの道のエキスパートが、様々なミステリーに入り組んで関連し、互いに隙を見せられない。
明智はラストに現れて、あっという間にこのクセ者共を一気に捕えてしまう。それも粋なやり方で。

そんなに身近にいくつも顔を持つような人間はいないと思うんだけど、
今作の主人公“影男”は、殺人も犯すが、どっちかというと悪い弱点を持つ
金持ちの預金を知恵でかすめとる義賊的なキャラクターなのがイイ。

こんな彼でも、あっさり降伏させた明智の知恵は、いつも意表をついて、小気味よく、一枚上手。
常套手段だけど、見事なタイミング。


あらすじ(ネタバレ注意

金持ち夫人の秘密クラブで行われた“闘人”で、黒と白に分かれて賞金を賭け、
死闘の末に黒が負けて死ぬ。

うろたえる皆の中に、秘密を嗅ぎ付けて美女に変装していた(!)影男が、
お金の代わりにアリバイ作り(身代わりをたて)をして、古井戸に死体を埋めた。

ある日、彼を調査した「殺人請会社」の須原が「殺人のアイデアが欲しい」と協力を求めた。

花やしき(!)の観覧車で話し合い、金持ち社長をさんざん騙した女を砂泥地獄で殺す計画を話し、実行された。

後悔する影男のもとに老人が現れ「50万円で天国と地獄を見せよう」と誘う。
池の中に出入口のある夢幻のパノラマ世界

湯あみ後、連れて来られたのは、一面が海、人魚、海底には人花、巨大ヘビを見せられ、
人山、巨人・・・後に社長は種明かしをする。

明治にもあったらしい、文明開化はスゴイな・・・
でもなぜ満州の戦争を再現したのか?


影男は次の仕事へ。
金持ちの川波は、妻と浮気相手を庭に首だけ出して生き埋めにし、首を切ろうとしていた(!)ところを救い、
お金で解決したが、その後裏切られた須原がその2人+影男殺人を川波にもちかける。

2人は明智に相談するが密室でガス死させられる。

影男による殺人アイデアを須原が聞き、ピストルで顔面を撃たれた影男は、
自分の建てた密室に入れられるが、トリックで別人だった。

まんまと須原を出し抜いたと思ったら、腹心の斉木に捕われて、アジトを回るが、明智の手が伸びて帰れない。

最後の隠れ家の例のパノラマ館に入ると、すでに別の見世物に変わっていて、
人の森、全面鏡だと思っていたら、いつのまにか警官に囲まれていた。
明智が斉木と入れ替わっていたのだった。


次の部屋に逃げ込み、岩の深い割れ目“この世の果て”で天女を見ながら麻酔で眠らされ、
目が覚めたら護送車の中。これは夢ではないというオチ。

ガス室の2人は、新聞紙の人形で助かっていた。

この影男、文才もあるし、怪人二十面相よりずっと賢いぞ!w
もっとこの刺激的な2人の闘いと、妖しいパノラマワールドに酔っていたい。

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