メランコリア

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アッキーがゆく もっと知りたい!沖縄II@あさイチ

2016-06-23 13:04:00 | テレビ・動画配信
アッキーがゆく もっと知りたい!沖縄II@あさイチ

6月23日“慰霊の日”に、平和祈念公園で毎年、式典が11:30から行われる。


 


きょう「沖縄慰霊の日」 戦後71年、平和の祈り
沖縄タイムス

【ブログ内関連記事】
NHKスペシャル「沖縄戦 全記録」


【内容抜粋メモ】


オレンジ色がアメリカ軍施設。日本全国にある施設の74%が沖縄に集中している。

「ガマ」(自然洞窟)
南城市糸数にある観光案内センターでは、「ガマ」(自然洞窟)のガイドをしている。

 
住宅街の下にもあり、この看板の下にもあるという

地下5mおりていくと、中の天井はだんだんと広くなるが、
戦時中はここに日本軍と住民約1000人がひしめきあって隠れていた。



岩には、砲撃で吹き飛んだトタン屋根の跡がいまだ残されている。
野戦病院としても使われた。



ガソリンの入ったドラム缶、20缶ほどを投げ込んで火をつけた
 わが子を守るために、タオルを井戸で濡らして口を塞いだり
 年寄りや動けない人には、毛布を濡らして上からかぶせて
 なんとか助けようと必死になって家族を守ろうとしたそうです」

ガイドの當山さんは、このガマの生存者である義理の母から証言を聞いたことがガイドをするきっかけになった。
週5回、県内外からくる観光客にここで起きた出来事を伝えている。

沖縄の人は、家族の中で必ず誰かが亡くなっています
 母たちは、伝えたくても、伝えきれない悔しさがある
 伝えたいけど、戦争のことを思い出してしまうと、涙が出て、事実が伝えきれない
 やっぱり事実を伝えないと、それはなかったことになってしまう」


「何回もガマに入って説明して辛くないですか?」

「辛いです。
 最初の頃はクタクタで、伝えることで自分自身がいっぱいいっぱいになる
 何度も止めたくもなった。
 ただ、私たちが今止めたら、誰が伝えるの?といった時にやっぱりとどまってしまう」




糸満市の平和祈念公園
沖縄復帰の前から追悼の場としてあった。
 

「平和の礎(いしじ)」

第二次世界大戦で亡くなった国内外の戦没者24万1414人の名前が刻まれている。
沖縄戦で亡くなった県民は約9万4000人。4人に1人。



今もなお、遺族の申告等をもとに新たに追加されている。



碑には「長男」「長女」と刻まれているだけのものもある。
戦時中に生まれた赤ちゃん、戸籍がハッキリしていない人々が名前も記されないまま
(一家全滅してしまうと確かめようがないしね



ア「資料館とか見て、どう思いました?」
学生「酷いなと思いました。想像が出来ない」

アッキー:
1人1人のかけがえのない人生が失われたことを、どう想像できるのか、
ここに来た今の人たちに問われるんじゃないかと思う。


小島よしおさんは沖縄出身だが、すぐ引っ越した。
母から「祖父が戦争に行き、怪我をして戻ったから、今お前がいるんだよ」という話を聞いた
自分から伝えるのは心が痛いから、若い世代から聞かないといけないなと思った


<FAX>

父は沖縄戦の生き残り兵でした。85歳で亡くなるまでトラウマで悩んでいた
 右手を怪我して陸軍病院に行ったが、どこも一杯で追い出された
 糸数の川まで自力でたどり着いたが食べるものもなく死を覚悟したが、住民が食べ物を食べさせてくれて助かった

 私たちは双子で産まれたが、未熟児で生死をさまよった
 父は命が助かるように、糸子、数子と名前をつけた。数子は1週間の命だった。
 沖縄の人たちの苦しみを本土の人は忘れてはいけないと思います」


「沖縄を離れて20年以上。沖縄出身というと、“リゾート地でうらやましい”と言われ、
 嬉しい半面、基地問題などにも目を向けて、と心の中で叫ぶ毎日。

 先の事件でも、米兵の中にはいい人がいるのは重々承知です
 しかしながら事件が多過ぎると思います
 現地に実際足を運んで、自分の目で確かめていただきたいなと思います」


アッキー
「ガマに実際入ってみて、じめじめした暗さ、天井の低さなど、戦時中いかに沖縄の人たちが
 劣悪で、凄惨な場所で暮らさなければいけなかったか。
 戦後も基地として接収されたり、新しい問題に直面した
 ガマはそういうことを想像できる重要な場所だと思った」

室井佑月さん
「正しい戦争なんてない」

ヤナギー
「子どもを抱えた母親が投降しようとしても、日本軍に止められてしまったり、
 自決を強いられたということもある」

内藤剛志さん
「碑に刻まれた名前だけじゃなくて、その名前を付けた方々も何万人もいらっしゃるということ
 だって、名前って自分でつけないから。その事実を知らなければならない」



<FAX>

「私たちは、教科書、授業、報道などでしか沖縄を知らない
 よりよい安全な環境にするためにもっと知りたいし、協力したいが、どうしたらよいのか分からない」

ヤナギー「ぜひ足を運んでいただきたいな」


●沖縄戦を感じるモノ


カンカラ三線(さんしん)

レプリカ

戦時中はすべて焼け、作ることが出来なかった中で、人々が作ったのは“カンカラ三線”
ボディ部分は、アメリカ軍が食料品などで使っていた空き缶、竿部分は廃材、
弦はパラシュートのヒモなどを使って作った


琉球ガラス
 
アメリカ軍が飲んでいたコーラやビールなどの色つきの瓶を再利用して湯のみとして使ったり、
溶かしてガラス製品とすることで文化、名品として定着した


小島:
母親は沖縄料理屋をやっていて、カンカラ三線は見たことがあって、
弾いてるところも何回も見ていたけれども、こういう話は今日初めて知りました。

アッキー
6月23日が“慰霊の日”って、ぶっちゃけ、沖縄の人以外知らなくないですか?

ヤナギー
沖縄県の条例で、今日は休日だってことも分からない。

アッキー
広島、長崎の原爆投下の日、8月15日の終戦記念日は知っていても、
6月23日を知らないってことが、本土と沖縄の距離感を如実にあらわしていると思った。


ヤナギー
この日の式典を放送されるようになったのは2008年から
全国放送されなかった理由は、沖縄県が条例で定めたこと、8月15日は国がやる式典ということで
性格づけの意味合いの違いもあったではないかと思う。


NHKでは、「平成28年 沖縄全戦没者追悼式」を12:20~12:45に放送。


アッキーの母は沖縄出身。

「僕は東京で生まれたので、沖縄のことはものすごい遠いことだと思っていた。
 でも、去年、今年と取材させてもらって、身近に感じることができた
 戦後71年、沖縄はずっと同じ構造でいて、今でも人が亡くなる事件が起きたり、
 怒りの声をあげている人たちがいらっしゃる。
 他人事では許されない。知ることができてよかったと思う」


<FAX>
 

ヤナギー
5年間沖縄勤務をしていて、当時はパスポートを持って「国外」扱いだった。
慰霊の日を全国放送にしたいと思っても、当時はそういう機運がなかった


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『世界の自然詩人のうた 野のしらべ The Nature Poets of the World』(サンリオ)

2016-06-23 13:03:55 | 
『世界の自然詩人のうた 野のしらべ The Nature Poets of the World』(サンリオ)
葉祥明/編・絵 初版1989年 1800円

※20000.9~のノートよりメモを抜粋しました。
葉祥明さんまとめ参照

葉祥明:
1946年熊本生まれ
立教大で水彩、デッサン、NY留学中に油絵を学ぶ。
1977年、第3回サンリオ美術賞受賞



ゲーテ、シュトルム、フロスト、ヘッセ、パステルナーク、ヒューズ
世界の有名な詩人の作品の中で、とくに自然賛美をテーマにした詩をもとに絵を描き、
詩人のプロフィールと、葉さんのコメントを添えた1冊。

「詩は読み手の詩心に生かされている」

と編集記にあるように、古典のイメージのある詩人の作品を、こうして改めて読むと、
いつの時代も変わらない、自然の美と、それに感じ入る心に共感する。

小さい頃から、いろんなところで目にしてきた絵が、最近ようやく葉さんのものだと分かり、
1枚1枚、詩を補い、イメージをふくらませる絶妙な1冊となっている。

原色の美しさ、シンプルで奥深く、一切のムダを省いたレイアウトの中に
それぞれの心象を反映させている葉さんの絵は見飽きず、
いつ見ても新鮮で、心和ませる力がある。


(今でも、草原の中にポツンと建つ1軒の家の絵など、歳をおうごとに好きになる。
 絵だけでなく、さまざまなメッセージを込めた本が多いことにも気づいた。
 もっとこれからもいろいろな葉さんの絵本に触れてみたい


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『On Sundays スヌーピーののんきな日曜日』(角川書店)

2016-06-23 13:03:00 | マンガ&アニメ
『On Sundays スヌーピーののんきな日曜日』(角川書店)
チャールズ M.シュルツ/著 谷川俊太郎/訳
初版1993年 2200円

※2000.9~のノートよりメモを抜粋しました。
「マンガ感想メモリスト」カテゴリーに追加しました。



どうやら日曜版を集めたものらしい。
カラーページもあり、大型本で、最後に『ピーナッツ』の生まれた由来や、
シュルツ氏の経歴が少し紹介されているのが嬉しい。

スポーツ万能だったっていうのが意外。
C.ブラウンは、シュルツ氏の幼少時代のコンプレックスがモデルになってると思ってた

両親が理容師なのは同じだね。

『ピーナッツ』の原型は、『Lil' FOLKS』(1947から2年間連載)。
4コママンガはシュルツ氏から始まった!?

すべて自分で立案、作画、レタリングしているとのこと。
隅から隅まで丁寧にシュルツさんの世界なんだ。

そう思って絵を見返すと、細部のちょっとした線、キャラクターの表情、配色、
レイアウトに至るまで、著者の温かい目が感じられる。


1950年、『ピーナッツ』の連載が開始。

どんどん仲間が増え、キャラクターも固まっていき、
とくに、最初は普通のビーグル犬だったスヌーピーが、どんどん変化していったのが面白い。

初期からずっと話がつながっているみたいだし、全作品を読んでみたい。


今回はウッドストックがスヌーピーの水皿の中にアトランティスを発見!!


パティには母親がいないことが分かった。

クリスマスにスヌーピー、ウッドストックにもプレゼントが届く

マーシーにもなかなかお茶目なところがある。

母の日やバレンタインが、海外ではもっぱらカードを贈る習慣なのを知った。

スヌーピーが日曜学校で教えていたため、聖書にも通じているっていうのもスゴイ!

“タコ食いの木”なんて怖い話もある

コマ数が多い分、1つの話の内容もひろがって、また楽しい。


“One day Dad actually did disappear... We never knew where he went.
That's the trouble with being a dog...
They never tell you anything...”

(ある日、父親がほんとに消えちゃった。僕たちは父がどこへ行ったか全然知らないんだ
 それが犬であることの問題さ。何も教えちゃくれないからね


EUDRA(ユードラ。サリーと同じクラスのコ



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『いいことから始めよう スヌーピーと仲間たちからの生きるヒント』(新潮社)

2016-06-23 13:02:00 | マンガ&アニメ
『いいことから始めよう スヌーピーと仲間たちからの生きるヒント』(新潮社)
原題:When do the good things start? by Abraham J.twerski
エイブラハム・J・ツワルスキー/著 小関康之/訳 1600円

※2000.9~ part4のノートよりメモを抜粋しました。
「読書感想メモリスト」カテゴリーに追加しました。

なるほど、こういう解説を読むと『ピーナッツ』て奥が深い。
ついメモをとっちゃったけど、また頭デッカチに輪がかかったかな


あらすじ(ネタバレ注意

職を変えたり、結婚に走ったり、離婚したり、転居したり
自分の生き方を極端に変えることによって、低い自己評価から生じる落ち込みから逃れようとする人は、
新しい環境に変わっても「自己像の歪み」を克服しないかぎり、落ち込みから逃れられない。

人より優れるという確信そのものが、実際は未熟であるという潜在的かつ無意識的な感情の表れ。
結果、人を批判し、けなすのが、自分の評価を相対的に高めるのが彼らのやり方。


●愛とは・・・
愛:他人を気にかける心からの想い
情熱:自分を満足させたいと願う強い欲望

誰かに対する想いのどれだけが本当の愛(自分を犠牲にしても、その人を幸せにする)で、
どれだけが、他人によって満たされる自分の「精神的飢餓感の充足」なのかを見極めるのが大切。


捨てられた妻、夫、恋人が、“まだ本当は自分を愛しているのだ”と言い続け、相手を引きとめようとする
相手を愛しているからというより、自分が相手から拒絶された事実を受け入れられない。
自分を「過小評価」している人に多い。
受け入れれば苦痛は消え、喜びに満ちた新しい人間関係が作れる。


「抑圧された感情」の問題を解決は、はっきりと意識すること
過去から学ぶべきものは学び、同時にすっぱり脱ぎ捨てること。
人が過去について思い巡らせる原因の1つは、現在の生活から目をそらせるため。


「殉教者的苦悩」
何かを失ったと感じる人が、そのもととなった行動や、失敗の原因を確かめもせず、
自分は不幸だ、憐れだと言って、もがく状態。


「責任感」
それぞれの生き方を構成する諸要素をどう生かすかは、その人の責任。
自分の行動にだけ責任を持てばいい。
他人の行動にまで罪悪感を感じ、責任を引き受けるべきではない。


「うつ」
鬱屈した気分のはけ口として「うつ」を示すタイプは、
そこから抜け出したくないとハッキリ示す。一種、奇妙な快感を得る。
相手はそれに乗ってしまうと、最悪の状態に陥る。
うつを努力しない言い訳にする(厳しいねえ・・・


「自己評価」が低い
何事も自分を責めてしまう一方、それに抵抗を覚え、欠点を認めるのを恐れ、
「どうすることもできない状況の犠牲者」と思うほうが楽。

生活にうまく適応するには、自分でなんとかできる事と、できない事を見分ける能力が要求される。


いつも時間に追われていると感じる人、常に緊張し、性急で、競争的
生活改善のため、環境を変える場合、本当に変えるべきなのは自分自身。
問題に気づくことが自分を成長させ、新たな何かを生み出す。

受けた助言・指導が自分の居心地のいいライフスタイルに合わないと受け入れず、
自分を喜ばせる解決策を聞くまで人に助言を求め続ける。

ジタバタと努力してこそ、よい結果が表れる。


プライドが高くて助けを求めない
助けを受け入れれば、自分の未熟さを証明することを恐れる。
他人に寄りかかるのを恐れない。
他人の役に立てば幸せになれる。


成功を恐れる
新しい責任を背負い込むのを避けたい+未知の領域への不安


問題の重要度
自分がどれだけ直接影響を受けるかで決まる。
他人の問題がとるに足らないように思えた時こそ、その人のことを考えてみる。
その人にとっては、とても大事なことかもしれない。


トラブル
人の心を疑った時、または、自分の価値観がぐらつき、他人の考えに支配されるのが不安になった時に起こる。



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