メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

映画『別れのこだま』(1976)99min

2025-01-18 22:23:22 | 映画
監督:ドン・テイラー

出演
ディアドル 11歳:ジョディ・フォスター
父ユージン:リチャード・ハリス
母ルース:ロイス・ネトルトン
フィリップ:ブラッド・サヴェージ 9歳
サラ:ジェラルディン・フィッツジェラルド 家庭教師
ドクター・ハレット:ウィリアム・ウィンダム



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ジョディの貴重な初期作
スカートをはいてるけど、男の子みたいに
魅力的すぎて恋してしまう

懸念したほど湿っぽい話じゃなく
死ぬまで楽しく生きようぜってメッセージなのがよかった

映画が観たい時って、そういう、ちょっと笑って、ちょっと泣いて
なにかひと言でもいい言葉が聴けて
生きてたら楽しいなって思う話がいいよね


「好きな俳優・監督」カテゴリー内「ジョディ・フォスター」に追加します








【内容抜粋メモ】
男性が甘く歌いあげるテーマソング♪
少年フィリップが海岸から歩いてきて真っ白い家を見上げる

父:昼寝する時間だ
ディアドル:小説を書いてる時間でしょ
シェイクスピア劇みたいな話し方の父と子









2人で散歩に出てボートに乗る
その間もずっと難しいことを話してる










母が買い物から戻る
家庭教師サラ:彼女は私が入る余地がないほどもう愛されてる








ディアドル:
パパ、愛してる
私にお金を使うのはやめて

母ルースはディアドルが心配でならない

庭に小さな城がある
フィリップ:僕にも家庭教師がいたらなあ









ディアドルはフィリップに対しては冷たい
ディアドル:あなたは変な子ね
夕食後いっしょに歴史の勉強をする約束をする

父:彼の両親は集会ばかりであの子を忘れてるんだよ
ディアドル:なぜか意地悪しちゃう

母は何度も同じ映画を観に出かける



ディアドル:私は死ぬわ

フィリップ:
僕も死ぬよ 注目の的になれるぞ
バカのまま死ぬと評判が落ちるよ
君の部屋が見たい

ディアドルは部屋に入れる
興奮すると発作が出るディアドル

フィリップ:疲れると変になる 泣きたくなるんだ

ディアドル:私のせいでみんなを疲れさせてる
サラ:みんなあなたを愛してる
ディアドル:あなたのは金で払った愛情よ!









妻:
浜辺を散歩したり、見つめ合ったり
互いにいたわりあう 普通の生活がしたい
全財産を使って、この家を買って
命の短い娘を生んだ私を責めるの?
なぜ寝室に来ないの?

夫:
答えも犯人も治療法もないんだ
誰も助けてくれない
ディアドルは死ぬんだ 死に尊厳を持つべきだ

妻:あの子を絶対死なせたくない!









フィリップは夜、城に来て、懐中電灯をてらすと
ディアドルが老女のメイクをしている
フィリップ:セクシーだね








父に家出がバレそうになり、フィリップが家の前を走り回って注意を引く
父:娘は城にいたんだろ?
フィリップはテキトーなウソをつく

フィリップ:
ディアドルがもうすぐ死ぬのは知ってる
彼女が全部話してくれた
彼女の世話をする その後は評判を守るよ









ユージンは寝室のルースの額にキスして出る






ディアドルは部屋で布団をかぶって痛みに耐えている
ディアドル:クスリなんて一度も飲んだことない

父に頼んで背負ってもらって外に出る
外のベンチに座り、波の音に耳をすます

ディアドル:
パパ、もう寂しいよ
バレエレッスンの時、褒めてくれたね

再現してみせる

成長したディアドルの幻が見える
気づくと床に倒れていて、ルースが叫ぶ











ドクター・ハレットの診察
これまでの医師の愚かさをマネるディアドル

ドクター・ハレット:
私は往診しないんだ
昨夜みたいに踊っちゃダメだ
とにかく休むんだ 手ごわい子だな








ドクターはルースに自分には救えないからお金を節約しなさいと言い渡す
ユージン:明日で12歳になるんだ



薬局の店主:
強いクスリだから子どもの手の届かない所に保管してください
重症のケースに何回か出したもの

ディアドルは父母の恋愛話を聞く

ディアドル:
パパとの恋はステキだった?
一瞬でもいいから25歳になりたい

発作が出て、慌ててクスリをまき散らして泣き出す母
ディアドル:お願いだから泣かないで








ルース:彼はヤブ医者だわ

ユージン:
救える医者はいない もう医者を探すのはやめろ 命令だ
2年も旅してる 検査したり、針を刺したり
私は未来のことは一切考えてない

ルース:呪文やクスリは信じない!









ディアドル:私が死んだあと、両親はどうなるの?

ユージン:
時間なんてないんだ
僕らは旅役者だから

ディアドル:
1つだけお願いがある
魔女だと思わないで
私は王女でもない











ディアドルは大人っぽいメイクをしている
ディアドル:私は25歳の女よ キスして
フィリップ:病気がうつるよ!
ディアドル:うつらないよ・・・








ディアドル:
天国のこと教えに行くよ
浜辺で私の横に寝て 隣に男がいるのを感じたいの










誕生日パーティーの準備をする両親
ユージン:今までいろいろ作ったな 城やら
ルース:ディアドルは想像の国が好きだから

ユージン:今回の劇は特別だ
ルース:最後だから?

ユージン:
ついに意見の一致か すまなかった
最後の誕生日になんと言ってあげたらいい?








フィリップはまた評判の話をする
フィリップ:まるでこだまみたいに残るんだ

ディアドルは剣で自分を刺すフリをして
フィリップは怖がりユージンに抱きつく

フィリップ:
僕なら仏塔みたいな飾りは作らない 彼女はまだ生きてるのに!
彼女を励ます劇のほうがいい

ユージン:
ディアドルが笑う劇がいいな
私を誇りに思ってほしいんだ
評判だ!








飾りを破壊するユージン
サラ:病気の子どもがいるんですよ
ユージン:同情はいらない

ルースも破壊に加わる
ユージン:ここはただの家だ

学友がプレゼントを持って大勢やって来る
フィリップ:サプライズだ 劇を演るなら観客がいなきゃね







皇帝役の父:
みなの記憶に残ることを願う
今後はささいなことでメソメソしてはならぬ
わずかでも空気を吸う力がある限り
この奇妙で強力なわが王国において!


妃は皇帝に愛されたことに感謝する
劇は大成功









ディアドル:人生で最高の劇だった

子どもたちにケーキをごちそうする

ユージン:あの子が生まれてよかったよ
フィリップ:君を誇りに思うよ
泣きながら走り出す



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