■大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』 第23回 「大地」
脚本:宮藤官九郎
音楽:大友良英
ナレーター:ビートたけし(噺) / 森山未來(語り)
関東大震災の回
宮城出身のクドカンが『あまちゃん』で東日本大震災を扱ったように
この大地震の描き方も想いがこもっていた、という記事を読んだ
【内容抜粋メモ】
村田富江が靴下を脱いで競技に出たことで父兄らが怒り、四三の依願免職を求め
クラスメイトらは教室に立てこもる
父親:おなごは運動などせんでいい!
シマ:女の体は男が思うほどやわじゃありません!
父親:
私は医者だ 医学的見地から言っても女の体は運動に適してない
どんなに鍛えても男には叶わん
シマ:では証明してもらいましょう 父と娘さんと競争してもらいましょう
父親:私は町内会のリレーでアンカーを走ったことがある
トミエ:私が勝ったら先生をクビにしませんか?
もう夜になり、競争する父娘 圧倒的にトのほうが速くゴールして
父:もう1回だ! またトが速い 何度もやるって大人げない
6回とも娘の勝ち
父に寄り添い帰るトミエ 四三はクビを免れる
シマがカノウに話すと笑う
カノウ:神宮競技場が夏には完成する 着工から5年 これで東京でオリンピックが開催できる
孝蔵(朝太)の妻おりん噺
家賃がたまり、1回目の夜逃げ後、舅が借りた田畑動坂に住む
おりん:夫は毎日お酒飲んで、家には一銭も入れない 芸人の女房なんて懲り懲りだ
小梅:もう別れちゃいな あんな酷い奴はいないよ
家で落語「厩火事」を演る志ん生
旦那の前で転んで、女房を心配するか、大事な瀬戸物を心配するか試してみな
志ん生:なぜ別れない夫婦にワケを聞くと「だって冬寒いんだもん」
■大正12年9月1日 関東大震災
女学生は浅草オペラ『お蝶夫人』にシマを誘う(『エースをねらえ!』?
カノウは四三を神宮競技場に連れて行く
カノウ:プレースタジアムに1万5000人 芝生席に4万人収容
早速走ってみる四三 それを写真に撮るカノウ
シマは十二階から望遠鏡で神宮競技場を見る
カノウ:
私は62歳 150歳まで生きる気がする
ここが完成したら、オリンピックを開催する
柔道を世界の隅々まで広げる
火星人にも柔道を叩き込まねばならない
午前11時58分 大地震
孝蔵が大事なのは瀬戸物よりも酒 慌てて酒屋に飛び込むと
「銭などいいから好きなだけ飲め」と言われ
樽の栓を抜いてガバガバ飲む
おりん:酒と女房どっちが大事なんだい!
コ:女房に決まってる 怪我でもされたら明日から酒も飲めない
おりん:あたしゃ身重なんだよ
今では敏腕マネージャーの長女・美津子
ハリマヤもグチャグチャになったが黒坂家族は無事
シマの様子を見に行くと街は大火事
日本家屋は密集していて木造だから、とにかく火事に弱い
東京大空襲のように真っ赤に燃えている街を茫然と見るコウゾウ
増野:百貨店は全焼 シマはまだ戻らない
とくに酷いのは吉原だった 周りがドブに囲まれて、みんなが殺到する
下のは溺れる、上の人は焼ける
南風で東京は焼け野原となる
でも、その都度、東京は何度も生き返っている
四三を「日本人か?」と襲う自警団
なぜ、ここで人種差別?!
トミエの父が救う
トミエの父:
このどさくさでいろんな噂が飛び交ってる
大きな余震が来るとか 井戸に毒が回るとか
病院は全壊 クスリを持ち出したが間に合わない
浅草の名物・十二階も8階から上が折れて崩壊
志ん生:浅草の街がたった2日で消えた
シマを探す四三と夫 尋ね人の貼り紙がたくさん貼られている
マスノ:
諦めなくちゃいけないでしょうか?
今朝、初めて文句を言った ご飯が固いって
言わなきゃよかった どうでもよかった
りくの名前はシマがつけた 陸上のりく もっと走って欲しかった
清が車を引いてる
店も家も焼けたが死なずに済んだ
清:一緒に捜してやるよ
志ん生:地震の話は40年経っても力が入って、笑いに引っ張れない
五りんの出した写真は、シマの結婚式の時の写真
ということは、彼の母はりく?
十二階の碑もこんな所にあるのか/驚
日本初の電動エレベーター、望遠鏡のある展望室もあったが
関東大震災で8階から上が崩落 その後、解体された
2018年2月、凌雲閣の一部が発掘された
(東京は、掘れば何かしら出てくるな 歴史が文字通り積み重なって出来ている
ライター・西村まさゆきさん:
凌雲閣は実物が残ってないため、本物のレンガが出てきて、ほんとに存在したんだと
雪男やネッシーなどのUMAを本当に見たみたいな感じになった
新たな街の一角の土台にそのレンガが展示されている
脚本:宮藤官九郎
音楽:大友良英
ナレーター:ビートたけし(噺) / 森山未來(語り)
関東大震災の回
宮城出身のクドカンが『あまちゃん』で東日本大震災を扱ったように
この大地震の描き方も想いがこもっていた、という記事を読んだ
【内容抜粋メモ】
村田富江が靴下を脱いで競技に出たことで父兄らが怒り、四三の依願免職を求め
クラスメイトらは教室に立てこもる
父親:おなごは運動などせんでいい!
シマ:女の体は男が思うほどやわじゃありません!
父親:
私は医者だ 医学的見地から言っても女の体は運動に適してない
どんなに鍛えても男には叶わん
シマ:では証明してもらいましょう 父と娘さんと競争してもらいましょう
父親:私は町内会のリレーでアンカーを走ったことがある
トミエ:私が勝ったら先生をクビにしませんか?
もう夜になり、競争する父娘 圧倒的にトのほうが速くゴールして
父:もう1回だ! またトが速い 何度もやるって大人げない
6回とも娘の勝ち
父に寄り添い帰るトミエ 四三はクビを免れる
シマがカノウに話すと笑う
カノウ:神宮競技場が夏には完成する 着工から5年 これで東京でオリンピックが開催できる
孝蔵(朝太)の妻おりん噺
家賃がたまり、1回目の夜逃げ後、舅が借りた田畑動坂に住む
おりん:夫は毎日お酒飲んで、家には一銭も入れない 芸人の女房なんて懲り懲りだ
小梅:もう別れちゃいな あんな酷い奴はいないよ
家で落語「厩火事」を演る志ん生
旦那の前で転んで、女房を心配するか、大事な瀬戸物を心配するか試してみな
志ん生:なぜ別れない夫婦にワケを聞くと「だって冬寒いんだもん」
■大正12年9月1日 関東大震災
女学生は浅草オペラ『お蝶夫人』にシマを誘う(『エースをねらえ!』?
カノウは四三を神宮競技場に連れて行く
カノウ:プレースタジアムに1万5000人 芝生席に4万人収容
早速走ってみる四三 それを写真に撮るカノウ
シマは十二階から望遠鏡で神宮競技場を見る
カノウ:
私は62歳 150歳まで生きる気がする
ここが完成したら、オリンピックを開催する
柔道を世界の隅々まで広げる
火星人にも柔道を叩き込まねばならない
午前11時58分 大地震
孝蔵が大事なのは瀬戸物よりも酒 慌てて酒屋に飛び込むと
「銭などいいから好きなだけ飲め」と言われ
樽の栓を抜いてガバガバ飲む
おりん:酒と女房どっちが大事なんだい!
コ:女房に決まってる 怪我でもされたら明日から酒も飲めない
おりん:あたしゃ身重なんだよ
今では敏腕マネージャーの長女・美津子
ハリマヤもグチャグチャになったが黒坂家族は無事
シマの様子を見に行くと街は大火事
日本家屋は密集していて木造だから、とにかく火事に弱い
東京大空襲のように真っ赤に燃えている街を茫然と見るコウゾウ
増野:百貨店は全焼 シマはまだ戻らない
とくに酷いのは吉原だった 周りがドブに囲まれて、みんなが殺到する
下のは溺れる、上の人は焼ける
南風で東京は焼け野原となる
でも、その都度、東京は何度も生き返っている
四三を「日本人か?」と襲う自警団
なぜ、ここで人種差別?!
トミエの父が救う
トミエの父:
このどさくさでいろんな噂が飛び交ってる
大きな余震が来るとか 井戸に毒が回るとか
病院は全壊 クスリを持ち出したが間に合わない
浅草の名物・十二階も8階から上が折れて崩壊
志ん生:浅草の街がたった2日で消えた
シマを探す四三と夫 尋ね人の貼り紙がたくさん貼られている
マスノ:
諦めなくちゃいけないでしょうか?
今朝、初めて文句を言った ご飯が固いって
言わなきゃよかった どうでもよかった
りくの名前はシマがつけた 陸上のりく もっと走って欲しかった
清が車を引いてる
店も家も焼けたが死なずに済んだ
清:一緒に捜してやるよ
志ん生:地震の話は40年経っても力が入って、笑いに引っ張れない
五りんの出した写真は、シマの結婚式の時の写真
ということは、彼の母はりく?
十二階の碑もこんな所にあるのか/驚
日本初の電動エレベーター、望遠鏡のある展望室もあったが
関東大震災で8階から上が崩落 その後、解体された
2018年2月、凌雲閣の一部が発掘された
(東京は、掘れば何かしら出てくるな 歴史が文字通り積み重なって出来ている
ライター・西村まさゆきさん:
凌雲閣は実物が残ってないため、本物のレンガが出てきて、ほんとに存在したんだと
雪男やネッシーなどのUMAを本当に見たみたいな感じになった
新たな街の一角の土台にそのレンガが展示されている