メランコリア

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ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

絵本のひろば 10『くまの子ウーフ ゆきのあさ』 神沢利子/作 ポプラ社

2022-04-20 16:02:10 | 
昭和50年初版 昭和60年第13刷

神沢利子
1924年 福岡県生まれ
1940年 文化学院美術部に入学
佐藤春夫に師事して詩と童話の勉強した

井上洋介
1931年 東京まれ
1965年 文藝春秋漫画賞を受賞
東京イラストレーターズ・クラブに参加








「くまの子ウーフ」って名前はかすかに聞いたことがあるけれども読むのは今回が初めて
とても絵本らしい絵本

ウーフのいろんな生活が描かれたシリーズになっているんだろうな
絵はとても素朴でカワイイ
ちょっと色彩が暗い感じ


【内容抜粋メモ】
朝目が覚めると寒くて息が白い
「おーさむ」というと白いゆげになって口から出る






お母さんに言われて窓から外を見ると一面真っ白な雪
嬉しくて外に出るとお父さんが雪かきをしている






お父さんはラッセル車だからな
雪かきをする機関車のことだね
蒸気機関車みたい

原っぱのほうに走ると木の陰から雪の玉が飛んでくる
宇宙怪人 X だ!
キツネのツネタくんが投げていた





雪の玉を転がすとどんどん大きくなる
一人では動かないほど大きくなって
二人で押すと暑くなって
帽子や手袋、襟巻きを脱いでいく








うさぎのミミちゃんとリスタくんも雪の玉を作っていて
二つを重ねると雪だるまになる









お腹が鳴って朝ごはんを食べてなかったと気づいて
みんな一旦家に帰る






ウーフ:変だな朝寒かったのに今はポカポカしてあったかいや

おとうさん:
ウーフの体がストーブなんだよ
ウーフ機関車も石炭を焚かなきゃ元気がなくなるぞ

おかあさん:ウーフの石炭はミルクとハチミツとゆで卵とサラダとパンよ









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