花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり、今は外国行きは見合わせている。

「北欧の旅」(9)

2014年06月25日 | 海外旅行「北欧」デンマーク、スエーデン、ノルウエイ、フィンランド
《ノルウエー観光》(4)

5日目は、午前中「スタイルハイム」を出発し「ハダンゲル・フィヨルド」に沿って「ベルゲン」を目指してバスで走った。1つ目の『ツヴァンデの滝』を見た後、フィヨルドを臨むカフェでティータイムを取った。ここのフィヨルドの水面は静かだったので、山並みが逆さになって写っていた。

 

 

2つ目の『スタインダールの滝』は、滝の背後に道がついていて、背後からその流れと迫力を感じる事ができた。

 

バスで暫く行くと、花崗岩がむき出しになった山肌が現れたり、フィヨルドが見えたりする景色が続いた。
4時間半後に「ベルゲン」に着いた。公園ではようやく迎えた太陽の季節を楽しみ、日光浴する人たちの姿があった。
その後は「ベルゲン」で市内観光をした。



 

先ず「グリーグの家」に行った。彼が「ベルゲン」で住んでいた場所はフィヨルドの湖畔にあり、彼の記念館になっていた。
裏に行くと彼が住んでいた家の他に音楽堂が造られていた。内部は近代的な建築になっていたが、屋根は昔のノルウエーの作り方(土を載せて草を生やす。夏は涼しく冬は暖かいのだそうだ)で作ってあった。ここには100席程が用意されていて、ピアノコンサートなどがしょっちゅう行われているそうだ。湖側の低い場所に、彼の小さな像が置かれていた。私の頭の中に『ソルベイグの歌』が自然に溢れ出て来た。

 

  







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「北欧の旅」(8)

2014年06月25日 | 海外旅行「北欧」デンマーク、スエーデン、ノルウエイ、フィンランド
《ノルウエー観光》(3)

4日目は早朝に起き、6時に朝食を食べ、部屋のベランダから美しいフィヨルドを写真に撮った。
庭に出て「グリーグ」が作曲の構想を練ったという小屋を再度見てから6;50にホテル『ウレンスヴァン』を後にした。

 

その日はバスで70kmの距離を「ヴォス」まで走り、そこから『ベルゲン鉄道』に乗って海抜866mの「ミュールダール」に行き、そこで高度差900mの急勾配をゆっくりと登る全長20.2kmの有名な山岳鉄道『フロム鉄道』に乗り替えた。
この山岳鉄道は20箇所のトンネルを掘り、20年の歳月を要して1944年に全線が開通した。5種類のブレーキを装備している。



   

途中3つ目の駅で5分間電車が停止した。狭いホームのすぐ傍に水量がすごい93mの『シょース滝』が轟々と白煙を立てて流れていた。この滝は上にある「レイヌンガ湖」を水源に残雪や氷河の雪解け水が集まって、全長700m全落差255mの流れとなり、その水力を利用して駅の隣にある発電所で『フロム鉄道』の電力を賄っているのだそうだ。
音楽が流れると遠くの滝の中腹に伝説の妖精に扮した人が現れ、滝の側の岩場でそれらしいダンスをした。『フロム鉄道』の粋な演出だった。
再び電車に戻り、「フロム」駅まで乗った。窓の左右には素晴らしい景色が見えた。

 

 

「フロム」で電車を下り、駅前の湖畔から遊覧船に乗って「ソグネフィヨルド」をゆったりと観光した。

その後はバスで山頂近くまで行き、そこから20分間ほどハイキングをして山頂まで上り、「ソグネフィヨルド」を上から眺めた。
山を少し下ったところに作られている『ステーガスタイン展望台』から、真下の「アウルラン」の町と「ソグネフィヨルド」をもう一度見た。
この日は1日中変化のある行程で、たっぷりと楽しんだ。

その日のホテルは、崖の上に立つ『スタルハイム・ホテル』に泊まった。

 

 

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