花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり、今は外国行きは見合わせている。

伯母の我が家での生活始る

2017年02月01日 | 高齢期の生活全般
昨日午後、最後の荷物と共に、伯母を我が家に連れ帰った。
伯母の介護生活が始ったばかりだが、記録を兼ねて報告したい。

昨日は伯母が帰宅すると、先ずベッドを用意した。
スノコベッドに三つ折マットレスを重ね、厚い敷き布団の上に、薄い敷き布団を重ねた。
上の布団は薄ければしょっちゅう干す事ができるし、例え寝ていて伯母が粗相をしても、洗い易く干しやすいからだ。
枕の方と足の方に座布団を入れて、背骨が曲がっている伯母が寝やすいようにした。
施設の気温は昼夜とも26度あったが、我が家は夜10時まで20度にしてある。
夜10時から朝5時までは、タイマーでガス暖房を切るので、慣れるまで寒いだろうと思い、寝る時は「湯たんぽ」を用意して寝てもらった。

室内は「手押し車」に掴ってなら歩けるが、一々ドアを開けたり閉めたりしながら移動するのが難しい。
一番大変なのはトイレに入ることだ。
そこで、先日借りて来た「ポータブルトイレ」を夜用としてベッドの傍に置いた。
朝聞くと、「昨夜は3回トイレに起きたが、とても使い易く良かった。」と言っていた。

今朝、浴室で上手く浴槽に入れるかを体験させて見た。「体位移乗台」のお陰で何とかなりそうな事が分かった。後は慣れて貰う事だ。
それにしても伯母の足腰の筋肉がすっかりと無くなっているのには驚いた。
少しずつリハビリをし、筋肉がつくものを食べさせたいと思った。

昨夜の夕食は、歯がないので主食は大根と人参をみじん切りにしてお粥に炊き込んだ雑炊だ。米が施設と違うのか、「美味しい」という。
それにサバ缶水煮に大根おろしとホウレン草のしたし添え。ホウレン草は柔らかい葉の部分を細かく切った。それに湯豆腐が3切れだった。
大根の粕漬けをみじん切りにしたのも食べて貰った。

今朝は圧力鍋で小豆を煮てお汁粉を作った。実は伯母の嫁ぎ先では正月三が日の朝は餡の入った丸餅の汁粉だったので、伯母が食べたがっていた料理だ。
餅はのどに詰まらせたら大変なので、一切れを8つに切り、フライパンで焼いて入れた。
それにみじん切りのナマス、赤魚の煮付けを供した。デザートは蜜柑だ。

伯母は施設でお粥とミキサーに掛けられた形のないおかずを少量食べていたので、「何を食べているか分かるし、それに味が美味しい。」と言って喜んで食べてくれた。
今夜はひき肉料理か卵料理を用意する積もりだ。

伯母には時間がたっぷりあるので、自分で持ち帰った荷物の整理を少しずつしてもらっている。
今日はこれから担当病院に行って薬などの相談をして来る。
また午後からは、社会福祉協議会の担当者と専属のケアマネージャーが来宅する予定だ。色々と相談しようと思う。

        

                 
  
コメント (6)
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