花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり、今は外国行きは見合わせている。

伯母と生活し始めて

2017年02月27日 | 高齢期の生活全般

我が家に伯母を迎えてから1ヶ月になった。
自分だけの都合を考えて暮らしていた生活が変った、と言うよりも変らざるを得なかった。

先ず、朝、伯母は早起きだ。何故なら夜は8時に寝てしまうからだ。
ある朝、二階で寝ている私の部屋まで上って来て、ドアを開けたのには驚いた。階段を下りる際に危ないので、飛び起きて見守ったら、風呂に入る時の要領で手すりを両手で掴み、横向きに降りたのには感心した。
「危ないから二階には来ないでね。」と言い聞かせた。それ以来、私もなるべく早く起きるようにしている。
伯母が来てから暫くは、緊張やストレスのせいか、催眠薬無しには寝付かれなかったが、最近ようやく薬無しでも寝られるようになった。私がこの生活に慣れて来たのだろう。

伯母の食事だが、ご飯はお粥を作る。
野菜は全て細かく刻んで、柔らかく茹でたり煮たりする。
肉はひき肉を使う。魚は柔らかい身ならそのまま食べられる。
イモ類は茹でてから潰してサラダにしたりコロッケにする。
卵はどのように調理しても美味しいといって食べてくれる。特に炒めたひき肉、みじん切り玉葱と溶けるチーズも入れたオムレツが気に入っているようだ。
先日、焼き豆腐を作り、供したが、美味しいと言っていた。豆腐も柔らかいので良く使うようにしている。
施設では決して出なかった「刺身」をとても喜ぶので、1日置きには食べさせている。
しかし、蛸や烏賊は伯母には食べられないので、私だけ食べているが、どうしても伯母の食事を中心とした献立になりがちなので、私が少し痩せるかも知れない。

また、伯母は砂糖が手に入らなかった戦争中、戦後を生きたので、甘いものが大好物だ。
そこで小振りの和菓子や餡餅をできるだけおやつに食べさせている。
コーヒーは私が落す時についでに伯母にも入れるが、ブラックだと苦くてまずいと言うので砂糖を入れるのだ。

柑橘類は実を食べられるが、林檎は摩り下ろさねば駄目だ。

そんな訳で、食事の用意は手がかかるようになったが、ホウレン草や小松菜をゆでたら、葉の部分を細かく刻んでタッパーに入れ、何時でも使えるように冷蔵庫で保存して、少しでも用意が楽なようにしている。

風呂は、手すりに助けられながら、何とか入れるようになった。
家を建てた時から付いていた手すりを一度も使った事がなかったが、今になってこの手すりにはあり難いと思っている。

また、伯母を一人にして私が家を空けるのは、せいぜい2~3時間が限界なので、今までの様にのんびりと買い物を楽しむなどはできなくなった。先日、友人に会った時も、時間を気にしながらのランチをして来た。
しかし、これも仕方が無いと思うようにしている。
その内また「ショートステイ」で施設に預かってもらい、ゆっくりと旅行をしたいと思っている。
                              


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする