伯母が来てから、楽しい食卓にしたいと思い、色柄の付いた食器で食事を供して来た。
ある時、「食べ物か絵か判らないで、絵を箸で摘まんでしまう。」と言われた。
初めて伯母の視力では皿の絵も良く見えない事が分かった。
それ以来伯母には、できるだけ柄がない食器を用意している。
また、最近は柔らかく炊いたご飯を食べられるようになったが、納豆や細切れの野菜やおかずをご飯の上に置いて、よく、一緒に食べているのだ。
それでご飯茶碗は大きめの方が良いと思い、暫く前からあったお茶席の茶碗を使ってよそって来たが、少し重い。
この度、丁度良い茶碗を見つけたので購入した。
高齢になると、様々な体の機能が衰えて来る。
食器も歩行用の杖と同じで、その高齢者に合うものでなければならないと思ったのである。
今朝の食事の写真だ。
カボチャがあったので、「カボチャ団子」を作って焼いた。
それと鶏ひき肉、えのきだけ入りの「ニラの卵とじ」だ。
どちらも伯母が好きなものだった。