今日は伯母を入浴させた。
初めの頃は随分神経を使ったが、回を重ねるに連れて次第に我が家の風呂に慣れ、今では私も精神的に余裕を持って入らせる事ができる様になった。
我が家の脱衣場、浴室は北側にあるので、30分前からポット式の小型灯油ストーブで部屋を温めた所に来てもらい、椅子に座らせて服を脱いでもらう。自分で脱ぎ着ができるのであり難い。
手すりを伝わって浴室に入り、椅子に座って、ざっと身体を洗う。前や下半身は自分でしてもらう。
それが済むと壁の手すりに掴って片足ずつ浴槽に入る。それから浴槽横に付いている手すりに掴りながら、方向転換し、膝をゆっくりと折りながら腰を沈めてもらうのだ。
それから足を伸ばして、肩まで湯船につかる。
今は42度の湯を入れているが、そろそろ41度でも良いかなと思っている。
出る時は、この逆の動作をして貰う。
身体を洗う際、背中の部分と頭部、髪は私が洗う。前部と下半身は自分で洗える。
タオルは長いのは扱い難いので、半分の長さのお絞りを使ってもらっている。
伯母が浴室から出ると今度は私の番だ。
私は入浴が済んだら、残り湯を洗濯機に入れて洗濯をする。
汗を吸うシーツ、タオルケット、枕カバーなどは、しょっちゅう洗濯するようにしている。
脱水が終ると干すが、たまたま今日は日が差し、気温もプラスなのでベランダに干した。
しかし、冬場は外に干すと凍り付いてしまうから、室内で干さざるを得ない。
その場合、湿気が室内に溜まり易くなり、結露の原因になるのが問題だ。
入浴後は水分を補給する必要があるので、今日は100%のミックスジュースを飲んでもらった。
入浴は伯母の楽しみみたいだ。