花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり、今は外国行きは見合わせている。

伯母の失態

2017年10月17日 | 高齢期の生活全般
先日、洗濯機で大量の洗濯物を洗い終え、脱水後「さあ、干そう」と取り出し始めたら、全ての物に細かな紙くずと糊状の物体が沢山ついたままなのに気がついた。
良く見ると、紙くずは「ティッシュペーパー」が粉々になったもので、「ティッシュペーパー」を探したら伯母のエプロンのポケットから出て来た。
今までにもズボンのポケットに入れたまま洗濯機に放り込まれた事があって、再三注意して来た所だが、またやられたのだ。

糊状の物は、大きめの「パッド」をパンティに付けたまま洗濯機に入れたらしい。
それが洗濯機が回転する内に分解し、中に入っている「高分子ポリマー」が大量の水を吸って水に溶け出したものだった。
(「高分子ポリマー」は、紙おむつの内部に主成分として使われている給水性に富んだ化学物質だ。「紙おむつ」は、紙だけでできているのではないのだ)
洗濯機の「糸くず取り」を外して見たら、「高分子ポリマー」がぐちゃぐちゃに溶けてふくらみ、糊状になって大量に詰まっていた。
それを伯母に見せて手で触らせ、「あんなにパッドを使わない方が肌にも優しいと言っていたのに、まだ使っているの?そしてそれを取り除かないまま、パンティを洗濯機に入れてしまうなんて、全くどうしてしまったの?」と言った。
(3ヶ月前には、陰部が痒いと言うので、皮膚科に行って薬を貰って来てもいるのだ)
更に「前から言っている様に、パッドを当てるのではなく、パンティが汚れたら、汚水用の洗い場で手洗いしてから絞って置いておけば良いんだよ。」と言い聞かせた。

ひどく汚れた洗濯物は、1枚ずつ手洗いして汚れを除去してから、脱水して何とか干した。
最近の伯母は、直前の事を忘れてしまう様になって来たので、また失敗をするかも知れない。
それでこれからは、伯母の洗濯物は全部、側の洗い籠に入れてもらい、私が点検してから洗濯機に入れることにした。

その日伯母は自室に閉じこもって居間に出て来ない。聞くと「申し訳なくて、どんな顔をしていれば良いか分からないので…」という。
火を焚いている暖かい居間に来るように伝えたら、やっと出て来た。
                                  
    (この所、一気に紅葉が進み、「ななかまど」や「銀杏」並木が美しくなって来た)

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする