今回は「薔薇」以外の花木の今を紹介する。
まず「秋明菊」だ。昨秋、増えて堅く長い茎の処分が難しくなったので根を掘って沢山処分したが、少し残した根から今年も長い茎が伸びて来て、花を咲かせた。白色、ピンク色、そして赤色だ。背が高い「秋明菊」は、季節の移ろいを教えてくれ、実は「薔薇」とのコントラストが良い植物なので、今年も少しは残したいと考えている。
次の花は、宿根草の「ジギタリス」だ。7月に満開になったが、その後葉が茶色になって枯れる病気になったので、地際から除去したのだが、今回また一部が緑の葉を伸ばして咲いて来た。生命力の強さに拍手だ。
次は大きいプラスチック製の鉢で育てている「マーガレット」と「ジニア」。この鉢には花の時期が終わった「カサブランカ」の球根も数年前から同居している。「ジニア」は長持ちする花なので、今年は種を自家採種したい。
これは「小むらさき」の木の枝だ。小さな花が咲いた後、今は小さな実ができている。
下は菜園で、もう終盤を迎えた「中玉トマト」と「茎ブロッコリー」。雨が続いたので「トマト」は急に根からの水を吸って皮に亀裂が入ったのが多かった。
「茎ブロッコリー」は、2~3週間前に丈を半分位に剪定したら、また柔らかい新芽が伸び出したので、茹でて食べている。
実は長年「アスパラガス」を植えて来た場所に「根こぶ病菌」はいないと思って「小松菜」を種まきし、それが25cm程に生育したので収穫してみた。するとどの根にも3~4cmで鉛筆かマジックの太さのこぶができていた。こぶの中には菌がいるので、コンポストには入れず、こぶを切り取って市のゴミ回収に出すことにした。
このままでは「アブラナ科」の野菜は植えられないから、「根こぶ菌」対策の農薬を撒き、石灰を多めに入れて来年に備えたいと思う。
面白いことに「アブラナ科」でも「大根」は問題なく育つ。「大根」を収穫すると、ひげ根に「根こぶ病菌」が付いて来るので、土中の菌は少なくなるのだそう。自然は実に不思議だ!