花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり、今は外国行きは見合わせている。

知人のKさんの古い和服

2024年12月24日 | 高齢期の生活全般

Kさんとは今年の2月頃知り合った。年齢は戦前生まれの88歳ぐらい。

出身は西日本だそうだが、戦争中、北海道開拓団として来道した両親に連れられて当地に来たという。しかし、尋常小学校卒業後、西日本の祖母の家に戻り、美容師の技術を習得した。再度来道して働き、見合い結婚後も働き続けたという。

今は足が不自由に成り、手押し車を押しながら歩いている。90歳近くになって、去年から身の回りの整理をし出したらしい。

沢山あった「和服」は、買い取り業者に売ったが、高価な独特のデザインの「革のコート」は売れなかったと言って私の所に持参し、「自分はミシンは持っていないから、どうすることもできない。これを解いて何を作っても良いし、捨てても良いから。」と言う。

袋が大きくて重いので、帰宅後よく見たら、その下に「ウールの着物」1枚と「化学繊維の薄地の着物」1枚、「絹の雨コート」1枚も入っていた。

私は、高齢の彼女を何らかの形で援助したいと思っていて、夏中、収穫した新鮮な野菜を時々差し上げたりしていた。

今回の和服類は不本意ながら押しつけられたものだが、時間ができたら「和服のリフォーム」をして彼女に何か作って上げたいと思い、先日、図書館から本を数冊借りて来た。

昨日彼女と会ったので、身体の主要部分のサイズを測らせてもらった。私自身、趣味だった洋裁は、この二十数年していないし、背中が大分曲がっている彼女に似合うような「和服のリフォーム」が果たして上手くできるかどうか分からないが、思いがけず与えられた良い機会だと捉えて、挑戦して見ようと思う。

ついでに今「インフルエンザ」が流行って来たので、昨日は手元にまだ残っている私の「手作りマスク」の柄違いを数枚と、個人輸入した「靴下」を2枚差し上げたら、とても喜んでくれた。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 冬至のかぼちゃ談義 | トップ | 今年も届いたお餅 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (muckj)
2024-12-24 18:39:32
素晴らしい応援ですね。できる人ができない人を手助けする、それが仲良く生きる世の中の支えだと思う。
返信する
muckj さんへ (ソナタ)
2024-12-25 07:43:33
お早うございます。
早速コメントを頂き、ありがとうございました。

私自身、子供の頃貧しくて、服は着替えしかなかったです。今のように既製服は売っていない時代でしたから、親に安い生地を買って貰って、小学生の高学年の時から自分のブラウスを我流で縫ったりしてました。
中学生になると親に頼まれて、妹のズボンも縫いました。高校になるとワンピースなど色々縫えるようになったのです。
今回はその延長線の一つです。
ただ、体型が前屈みの彼女に合う洋服が出来上がるかどうか思案中です。
返信する

コメントを投稿

高齢期の生活全般」カテゴリの最新記事