5日目は「タール砂漠」の入り口にある「ジョードプル」の旧市外にある「メヘラーンガル砦」と「ジャスサンド・タダ霊廟」に行った。
「メヘラーンガル砦」は、1475年に「ラートール家」の王「ジョーダ」が、「マールワール王国」の首都として建造した町で、10kmの城砦が町を囲む。
高さ130mの岩山の上に、更に高さ36mの要塞が築かれている。今はマハラージャの所有だが、一部が博物館として公開されている。オーデオガイドを借りて見学した。
贅沢に飾り付けられた部屋。
屋上から町を見渡すと、「ジョードプル」が「青い町」と言われる訳となった青く塗られた壁の家が点在していた。
凝った装飾が施された吹き抜けの部屋。
その後、急な石畳の坂を下の「旧市街」まで下りた。斜面の道は狭く汚く、家々が斜面の両側に隣同士くっ付きあって建っていた。
そして、色々な商売を営む店が雑然と並んでいた。この狭い路地で風船を持った2人の7~8歳位の裸足の少女に「ピクチャー、ピクチャー」と声を掛けられ、ずっと付きまとわれた。写真を撮らせてチップを要求しているのだ。
ようやく平地に下りた。少し行くと広場になっていて、高い塔が立っていた。その場所から少し前に見学した「メヘラーンガル砦」が見えた。
広場の周りにまさにぎっしりと商店が軒を連ねていた。北インドは昔から織物産業が発達していた地域だったらしく、大小の絨毯やシルク製品の店が多く目に付いた。
広場を出て振り返ると、広場の入り口には立派な門が立っていた。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます