昨日、近所、詳しく言うと、借りている菜園の隣に住む私よりも10歳くらい若い女性だが、「大根は要らない?」と声を掛けた。「要る々々。」という返事なので「何本?」と聞いた。
「3本」と言って、一緒に大根を植えてある場所まで着いて来た。丁度太くなって良さそうなのを抜いて葉を切り、用意しておいた袋に入れて渡した。「袋まで持ってくるとは用意が良いね。」と褒められた。
彼女には、一昨年辺りから私が作業をしていると家から出て来て、色々聞かれる。
一昨年の春、私が「じゃがいもの芽欠き」をしていたら、「何をしているの?」と聞かれた。「何本も出て来た芽をそのままにしておいたら、大きい芋にならないから、良い茎を1~2本残して、後は摘み取っているの。」と答えたら、「初めて聞いた。本当なの?」と言う。それで「試しに半分だけして比べて見たら?」と教えた。
また、昨年は彼女の「大根」が、葉物野菜のようにビッシリと発芽しているのを見たので、「最初から25~30cm間隔で3~4粒種まきをして、間引くと良いのでは。」と話したら、今年はそうしている様だ。
また、「大根が下に真っ直ぐに伸びない。」と言うので、種を化成肥料から離して蒔くと良い事を教えた。
昨日は、彼女が種を遅まきした「大根」が、まだかなり細いので、「追肥した?」と聞いてみた。「そんな事は、したことが無いよ。」というので、「最初に間引きを終えた時。次からは様子を見ながらしたら良いよ。私は全部で3回くらいするかな。」と答えた。「どこにするの?」と言うので、それも実際にして見せた。
今年の「じゃがいも」は、彼女は「トウヤ」を植えた。コロッケやサラダに向く潰しやすく病気にも強い芋だ。私は煮崩れしにくい「メイクイーン」と、デンプン質が少なめの「北海コガネ」を植えた。収穫後、お互いに交換し合った。
一昨年の春から、私が育てた「トマト」と「1本長ネギ」「レタス」の苗を差し上げ、植え方を教えてあげたら頑張って育てている。
その代わりに私には、彼女が育てた「マリーゴールド」の苗をくれる。虫除け効果があるので、あちこちに植えて役立てている。
こんな交流ができる事が、私にはとても嬉しい。
※ 歩道から見た庭の花
花盛りの「ラヴァ・グルート」ドイツ作出、名前の意味は「燃える溶岩」
後ろの背が高い白い花は「秋明菊」で風が吹くと揺れる。
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