今朝起きてラジオを入れたら、福島第一原発4号機から炎が30分程上がっていたというニュースが飛び込んで来た。昨日と同じ状態らしい。
一体、使用済み核燃料の保管庫に何が起きているのだろうか。放射線量が強く、近づけないという。大変な状況に突入しているのではないだろうか。
昨夜の内に私の所でも新雪が降った。今朝は東北地方では零下の寒さだそうである。暖房が十分でない避難場所で、多くの人が寒さで震えている事だろう。
避難所までの道路が通れないため、灯油、ガソリンが不足しているという。
避難所の高齢者や防寒着が不十分な人達には、取り敢えず簡易カイロを直ぐにでも届けられないかともどかしい。
私は山や旅行に行く時、よく持参して使う事もある。1個あると1日近く温まる事ができる便利グッズだ。
また昨日は、漏れた放射線に被曝しても健康に被害を及ぼす量には程遠いから、心配しない様にという情報が何度もあった。
しかし、瞬時の被曝になる医療用レントゲン検査などと比較するのは、全くのごまかしにつながるのではないかと思う。
それなら何故、屋内退避を命じているのだろうか。
人々は、平常は外出したり、農業や漁業、建設、運搬他の仕事などをするために長時間外にいる人も多いのである。
僅か1時間の被曝量だけを比較して、だから安全だとは言えない筈である。
その証拠に、福島原発で危険な作業に当たっている人は、短時間ずつ交代で作業をするようにしていることからも伺える。
新聞には、旧ソヴィエトのチェルノヴィリ原発と福島原発の比較を表にして載せている。
それを見ると、チェルノヴィリは出力100万KWの原発が1基だけだったが、福島は複数の原子炉があり、6号機1つだけでも110万KWのものだという。
この先もっと事態が深刻になってくれば、チェルノヴィリの被害に次第に近づいて行くのではないかと本当に心配だ。
ドイツやスイスでは、今回の日本の事故を知って原発建設を凍結する方針を出したらしい。
兎に角、情報隠しが見え見えの東電には正確な情報を求めたいし、国には具体的な救助と支援が早く行き届くようにして欲しい。
我が家にはファックスがないので、ここに書くしかできないのが悲しい。
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カイロは私も毎日持ち歩いています。寒がりの私は随分と助けられています。大阪でも今朝は雪が降りました。東北の方はどれだけ寒いことだろうと心配しています。カイロ一つあれば体だけじゃなく、きっと心もあったまることでしょう。
昨日は70歳の女性が奇跡的に救出されたというニュースがありましたね。どれだけ不安で辛かっただろうと思うのと、助かって良かったと思うのが重なって涙が止まりませんでした。
少しでも早く安心できる日本に戻ってほしいです。
今、仙台にいます。
ここは前から知っている仙台ではありません。
海から離れた市街地中心部は、日本の耐震構造の
素晴らしさから、建造物はきれいなままです。
しかしライフラインは切断され、きれいに残った
街並みが逆に一層無機的で違和感を感じます。
海側の津波被害地はまだ足を踏み入れられません。
そこにはまだ警察が手を付けられていない遺体が
がれきとともに数多く浮遊しているそうです。
ここには報道されていない真実があります。
昨日、人捜しでいくつかの避難所に行ってきました。
そこには放射線物質を含んだ雪なんか気にしている
場合じゃない、今を生きている人たちがいました。
カイロは良いものですよね。大阪市の桐灰化学は在庫を送り、今後の増産も検討しているらしいですよ。家を失った人たちの応急採暖にして欲しいですね。
それと昨日救出された人を見ると、生命力の偉大さを感じますね。まだ埋まりながら頑張っている人が居るかもしれないと思います。
政府には、緊急時の国民を守る体制ができていないことを思い知らされましたね。
探している方が見つかる事をお祈りします。
北海道にいる私ですが、1国民である自分の今の気持ちを表現したくて記事を書いています。
被災地には私たちが知りえない事が沢山あることでしょう。lastsmileさんにも、是非、生々しいレポートを書いて欲しいです。また。