≪生ハムの町「バイヨンヌ」散策≫
「ポー」から大西洋の「ビスケー湾」沿いにある町「バイヨンヌ」へ移動し、「聖エスプリ橋?」を渡り、旧市街で1時間ほど散策した。
「バイヨンヌ」はピレネー・アトランティック県の郡庁所在地で、バスク地方の中心都市である。
1152年、この町の女性領主だった「アリエノール・ダキテーヌ」がイングランド王「ヘンリー2世」と再婚した後、15世紀までイングランドに支配されていたという。
大きな「アドゥール川」に面して市場や独特な色の建物が並んでいた。
フランスの巡礼路にあるため世界遺産になった「サント・マリー大聖堂」があったので、ちょっと覗いて見た。
13~14世紀に建てられたというゴシック様式の聖堂で、85mの高さの2つの鐘楼があった。
教会の傍のスーパーに入り、オレンジジュースとミニトマトを買った。美味しかった。
またここは近郊で採れる唐辛子で味付けされた「生ハム」と、16世紀にポルトガルのユダヤ人が持ち込んだ「チョコレート」をフランス全土に広めた事でも有名な町。
精肉店を覗くと豚のもも肉で作った大きな生ハムが天井からぶら下がっていたし、レストランの昼食にもメイン料理として出された。(以前、北イタリアに行った時、生ハムで体調を崩した事があったため、残念ながら私は食べなかった。それで味は分からない)
町は1854年に鉄道が敷設されて、パリと結ばれた。
散策後は「バイヨンヌ」から近郊の「サン・ジャン・ドゥ・リュズ」の町にバスで移動した。
この町は大西洋に面している漁港として発展したが、今はリゾート地として有名だとか。
赤く塗った木組みの家が美しい。チョコレートや織物類の土産店が並んでいた。
有名だと教えられた「マカロンの店」には、この地方の名産の唐辛子が飾られていた。何でもチョコレートにも韓国の様に唐辛子味のがあるそうだ。
また、広場の前に立つホテルには、かって「ルイ14世」が滞在していた事があるらしい。
その後、バスは1時間で国境を越えて、スペイン側の港町「サン・セバスチャン」のホテルに着いた。
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